R13 ゴープロ・インディー・グランプリ・オブ・ソノマ
カリフォルニア州ソノマ
ソノマ・レースウェイ3.837㎞×85周
Day2 プラクティス2
1分17秒4777 23位 20周走行
佐藤琢磨陣営、依然苦境から脱却できず
プラクティス2は1時間。コンディションは昨日以上に気温、路面温度ともに低いものとなっていた。サン・フランシスコ近郊のベイエリア特有の気候だが、今日は平年よりさらに気温の低い1日となっている。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は20周を走り、19周目に1分19秒4777をマークした。昨日の自己ベストと比べ、一気に1.4123秒も速くなったが、ライバル勢もタイム更新を果たしており、順位は23位で変わらなかった。琢磨陣営の苦戦は依然として続いている。
「根本的に何かズレてるみたい」
Jack Amano(以下――):プラクティス2での周回は20周。昨日よりラップタイムはかなり縮まりましたが?
佐藤琢磨:周りも縮まってるから……。でも、ちょっと追いついた? コンマ2~3秒ぐらい?
――かなり大幅なラップタイム向上をみんな果たしてますが、その要因は?
佐藤琢磨:気温が全然低いし、路面温度も低かった。セッションの最初は冷えている状態で、最後は陽も出てサーフェイスだけ暖まってたから、コンディションとしてはすごく良くなってた。
――昨日と随分違うクルマにして走ったセッションだったんですよね?
佐藤琢磨:うん。かなり。かなり変えましたね。
――マシンのフィールは?
佐藤琢磨:かなり前進はしてると思いますけど、やっぱりあちら立てればこちらが立たずみたいな感じでね、やっぱり不具合が出てるっていう点は変わらないですね。問題の出ているポイントが変わって来たりとか。今まではスタビリティが十分あったところでそれが無くなって来たりとか、今までもう少しこうした方いい、もう少しグリップとかバランスが欲しいっていう時に、今は良くなってるけど、他の部分が良くないとか。両方をクッとうまく上げないと、周りに追いつかない。
――このセッションではかなり色々なセッティングを試したようですが、なにか仄かな明かりみたいなものは見えましたか?
佐藤琢磨:データをよく見比べてみないとなりませんね。フィーリング的にはそんなに大きく変わっていないので。根本的に何かがズレているみたいだから。
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