2012年7月21日土曜日

2012 INDYCARレポート:R11エドモントン プラクティス2・カストロネベスがトップタイムをマーク、2セッション総合でも1番時計

プラクティス2回目は、天気予報の通り晴天下で行われた。気温も路面温度も幾分上昇。しかし、暑いと感じるほどではなく、心地よいコンディションでのセッションとなった。

走行時間は1時間。ここでトップタイムを出したのはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)だった。午前中のトップ=シモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)の1分16秒5391を破る1分16秒4920をベテラン・ブラジル人ドライバーはマークした。
2番手タイムはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が記録した。1分16秒4947と、もうカストロネベスの間に差はほとんどなかった。

3番手はマイク・コンウェイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)。ここまでの順位は、今日の2セッション総合と同じだ。
プラクティス1でトップのパジェノーは、朝の自己ベストを更新できず、今日の総合では4番手に収まった。午前とは打って変わって超接戦となり、トップからコンマ3秒以内に10人が並んだ。今週4連勝を目指すポイントリーダーのライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)は、午前中が22番手という低迷ぶりから一気に抜け出して9番手に滑り込み、昨年度エドモントン・ウイナーで現在ポイント2位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)も10番手までの巻き返しを成功させた。

佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、プラクティス1よりタイムを向上させたが、順位は逆に下がった。総合で見ても18番手と目立たない成績となっている。しかし、ニュータイヤで試したいセッティングがあり、そちらを優先したための結果で、ポジションを大きく気にしてはいない様子だった。
午前中はホンダ勢がトップ8を独占したが、午後はシボレーユーザーがトップを奪った。しかし、2、3、4番手はホンダ勢。シェビーの2番手にはルーキーのジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポーツ)が来てカナダのファンを喜ばせていた。

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