決勝日のウォームアップセッションは朝8時からという早さ。おかげで、今朝は4時半起きしました。
走行開始時の気温は17℃。涼しいを通り越して寒いぐらいだった。ピットはグランドスタンドの日陰になっているので。
30分間の短いセッションだったが、赤旗ナシで多くの周回を各陣営ともこなすことができていた。そして、トップタイムを出したのはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。1分16秒9006は、もちろんセッション終盤にレッドタイヤで記録されたものだが、2位にコンマ5秒以上の大差を叩きつける圧倒的速さだった。こういう時に限って18番てスタートと苦しい状況。それでも、今日の彼には注目する価値アリと思う。
その2番手タイムは、なんと! ルーベンス・バリケロ(KVレーシングテクノロジー)。予選10位の彼、自己ベスト(7位@アイオワ)の更新を目指せそうだ。
3番手はマイク・コンウェイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、4番手はアレックス・タグリアーニ(ブライアン・ハータ・オートスポート)、そして、5番手はポールポジションを獲得しながらレースは11番手スタートのライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)=RHR。ウーン、やっぱりRHR、近頃安定して速いなぁ。
私が今日のレースで注目しようと思ったのは、この次の6番手に来たセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)。彼のベスト=1分17秒7938はブラックで出したものだった。12番手スタートでどこまで上がって来るか??
フロントロー外側スタートのライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)は7番手。ポールスタートのダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)は8番手だった。
昨日の予選でトータル10周以上を走っているユーズドレッドで走り出した佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、それで12周もの連続走行を行い、残り10分というところでユーズドブラックにスイッチして7周を走った。琢磨のレッドでのベストは1分18秒1864だったが、ブラックでは1分18秒1231をマーク。僅かながらブラックのタイムが速く、それで11番手につけた。
多くのドライバーがブラックで走り出し、レッドへスイッチしていた。グリップの高まった路面をレッドで走り、自己ベストを記録していたということ。琢磨陣営はレッドで先に走ったことから、速いタイムをブラックでマークするという少々レアなパターンとなっていた。使用の順番を逆にしていたら、もっと速いタイムを出せていたという意味でもある。ブラック&レッド、どちらでも好感触を得て、琢磨陣営はレースに対する準備は今シーズン・ベストに近いものとできている様子だ。
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