ホンダ・インディー・トロント
トロント市街地コース 1.75マイル×85周
Day2 プラクティス3
1分01秒5618 22位 20周走行
ウェット・コンディションで好パフォーマンスを見せた佐藤琢磨
しかし、ドライ・コンディションでは伸び悩み、22番手タイム
朝方の雨でウェットコンディションで始まったプラクティス3、ドライ・コンディションになるまで走らなかったチームもある中、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はファイアストンの新ウェット装着でコース・イン。路面の濡れた状況ではトップタイムをマークしていた。しかし、路面が乾き出してからはラップタイムを縮めるのに苦労。自身の最終ラップでベストをマークしたが、それは22番手と決して満足の行くものではなかった。午後の予選はどうやら完全ドライコンディションで行われることとなりそうだ。琢磨陣営がレッド・タイヤ向けのセッティングをどこまで向上させることができるだろうか?
「最後の4ラップぐらい、ニュードライで走れましたが……」
Jack Amano(以下――):予選の前のセッションがウェットで始まるという難しい状況になりました。どんなことができて、どんな収穫のあったセッションでしたか?
佐藤琢磨:そうですね。えーっと、基本的にウェットの確認は良かったと思いますね。ウェットでのパフォーマンスは悪くなかった。ただ、サーキットがどんどん乾いて行く中で、少しずつドライ寄りのセッティングに戻して行きました。そういう意味で結構難しいセッションになっていましたね。安定した走行を続けることができないセッションだったために、自分たちの目指していた比較テストみたいなものはうまくできなくて、最後の4ラップぐらい、ニュードライで走れたんだけれども、そこではトラフィックがあったのと、ハンドリングでも少し満足の行かない部分があって、タイムは伸び悩みました。
――予選はどうなりそうですか?
佐藤琢磨:予選はレッドタイヤでの戦いになりますからね。おそらく今あるバランスとは相当違うものでの戦いになる。僕らとしては、そんなに大きく心配はしてません。ただ、昨日からずっとコンペティティブに来てて、このセッションの最後の最後だけスピードが伸び悩んでしまったのはちょっと残念です。
――最後の最後、ドライでの短い時間帯に良いタイムを出せなかった。それはトラフィックの影響が大きかったということですか?
佐藤琢磨:いや、トラフィックもあったけれど、それはほんのちょっと影響してるけど、それがすべてではなかったんです。
――ドライのセッティングで、昨日からのゲインはありましたか?
佐藤琢磨:そうですね。昨日の自分たちとの比較では良い部分がありました。ただ、全体的に昨日よりもタイムが大きく上がったので、相対的に後ろに行っちゃいましたね。
――レッドタイヤは今年使って来たものなので、データもあるところですが、このコースでもおよそ1
秒ぐらいのタイムアップがなされるんでしょうか?
佐藤琢磨:まぁ、ここは結構短いコースですけど、おそらく1秒近くは行くかな? と思います。
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