R6 シボレー・デトロイト・ベル・アイル・グランプリ
6月1日 Day1 プラクティス2天候:曇り
気温:16~17℃
パワー、デトロイトのコースに手ごたえ十分
プラクティス1の後に雨は上がり、空は曇ったままながらプラクティス2はドライコンディションで行われた。
全長2.07マイル、14のコーナーを持つコースに徐々にタイヤラバーが乗って来る中、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が1分12秒8355のベストを記録した。コンクリートウォールに囲まれながら、スピードが全体的に高いのがベル・アイルのコースの特徴。「素晴らしいコースだと思う。良いラップタイムを出したかったら思い切り攻めなくちゃらならいんだからね。シビレるよ」とパワーは語った。ここは自分の能力を信じ、自信に溢れた走りができるドライバーに向いているコース。パワーが得意とするタイプだ。
2位はジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)だった。さすがは08年のデトロイトウィナーだ。彼のタイムは1分12秒9343と、パワーとの間には0.0988秒しか差がなかった。この二人は、どちらも19周を走行し、どちらもその17周目にベストを記録した。
「デトロイトは走っていて楽しいコースだ。僕らのマシンのセットアップも良い。オーバーテイクが難しいコースだから、明日の予選は重要だ」とウィルソンは語った。
今日の3位はライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)、4位はルーキーのシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)だった。
ドライではセッティングが良くなく、琢磨は22位に
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、ウェットでは良かったが、ドライではセッティングが良くないことが判明。走行周回数も15周と少なく、ベストは最初のコースインで記録した9周目の1分15秒90578で、25台中の22位。トップとの間には3秒以上という大きな差があった。
インディーウィナーのダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)は、1分14秒0573で12位だった。
ロータス・エンジンで走るのは、HVMレーシングのシモーナ・デ・シルベストロひとりだけ。彼女は8周を走ったところでコース上にストップ。ベストはパワーより7秒6も遅い1分20秒5041だった。
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