プラクティス3、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は23番手のタイムしか出すことができなかった。後ろにいるのはエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)と、3周目にクラッシュしたオリオール・セルビア(パンサー/DRR)だけ。シモーナ・デ・シルベストロ(ロータスHVMレーシング)が琢磨よりひとつ上の順位だった。
Jack AMANO(以下——)苦戦をしていますね。
佐藤琢磨:全体のタイムも速くなっているし、相対的に順位も落ちている。全然良くないですね。
——予選に向けて、どうしたら良いでしょう?
佐藤琢磨:とりあえず、まともに走れるようになる、そういう状態まで持っていかないと。いま、クルマはまったく暴れちゃって言うこと聞かないから。ちょっと酷いですね。
——ある意味では、昨日より酷いところがあるんですか?
佐藤琢磨:いやいや、それはない。昨日から比べれば凄い良くなっているんだけど。
——昨日より暴れ方が大きい面があるとか?
佐藤琢磨:暴れ方っていうか……そうですね。とにかくグリップ感がないし、バランスもメチャクチャだし、ロー・スピードでもハイ・スピードのコーナーでも。そこら辺の差をもっと縮めて、ひとつにしないと。まったくタイムが出ていない状態ですからね。
——今までもプラクティスまでで苦しんだことはあって、しかし、必ず何とかまとめ上げて来てました。
佐藤琢磨:そう願いたいけど、今のところ、それができるかどうかわからないですね。
——今回の苦戦ぶりは、今までより大きいのですね?
佐藤琢磨:物凄い苦戦。だって2.5秒差でしょ?
——走った経験のある、なしが大きいコースのようですね?
佐藤琢磨:多少そういうのはあるかもしれない。でも、クルマ自体が安定していればタイムはポンポンッと上がって行くんだろうけど。ニュータイヤ履いても僕らはタイムが上がらなかったし、ちょっと困りましたね。
——予選での大きな挽回が見られることを期待しています。
佐藤琢磨:はい。
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