2012年6月16日土曜日

2012 INDYCAR ニュース:10グリッド降格しても高性能エンジンを使いたい、戦略的降格も。ミルウォーキーでのエンジン交換選手

ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)、マイク・コンウェイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)のエンジンが、テキサスとミルウォーキーの間に行われたアイオワでのプライベートテスト中にトラブルを出した。彼らは"予定外のエンジン交換”を行うため、ミルウォーキーで10個のスターティンググリッド降格のペナルティを受け入れることとなった。

 上記の他にも3人、ミルウォーキーでペナルティを受けるドライバーがいる。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)そしてライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)だ。琢磨とニューガーデンはテキサスでの予定外のエンジン交換が今回のペナルティの対象だ。彼らは新スペックへのスイッチを行った。インディー500の予選までで使用していた初期スペックは規定の1850マイルを走り切るまで使う義務があるが、インディー500決勝から投入された第二スペックの方が性能が高いため、そちらを使うべくマイレッジの余った初期スペックを使わないことしたのだ。テキサス入り前にエンジン交換を行っていたコンウェイも新スペックを導入していたという。ブリスコーはミルウォーキーでのプラクティス2回の後、エンジンにトラブルが発覚して急遽交換した。

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