2012 IZON INDYCAR レポート:5月20日 バンプデイ1 午後2時すぎに今年のインディー500の全グリッドが確定
予選2日目のトップタイムはセバスチャン・ブルデイ
エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が彼のTカー、カー・ナンバー20Tで4周平均222.324mphの4ラップを終えた午後2時7分、今年のインディー500に出場する33台のグリッドがすべて決定した。 予選2日目の最速はセバスチャン・ブルデイ(ドラゴン・レーシング)の223.760mphで、これは昨日だったら15位に食い込めている素晴らしいスピードだった。
ブルデイより後方の26位以下は、ウェイド・カニンガム(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、オリオール・セルビア(パンサー・DRRレーシング)、カーペンター、マイク・コンウェイ(AJ・フォイト・エンタープライゼス)、キャサリン・レッグ(ドラゴン・レーシング)、ブライアン・クロウソン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)、シモーナ・デ・シルベストロ(ロータス・HVMレーシング)、ジャン・アレジ(ロータス・ファン・フォース・ユナイテッド)の順となった。
元F1ドライバーのアレジが最後尾の33番グリッド。今日決まった後方の9グリッドは彼を含めた4人がルーキーだった。
34台目のアタッカーは出現しないという確信があったのだろう、アレジのアタックは210.094mph平均という遅さだった。ポール・ポジションのライアン・ブリスコーのスピードとは時速16マイル以上も離れている。すぐ上の32位となったデ・シルベストロと比べても時速4マイル以上も遅かった。
今年のバンプデーは結局バンプ合戦なしに
予選最終日をインディーでは伝統的にバンプデイと呼んで来たが、今年はバンプなしとなりそうだ。シボレーは予定を大きく上回る16台への供給を行うこととなり(ありがとう、ジェイ・ペンスキー君)、ホンダもブライアン・ハータ・オートスポート/ウィズ・カーブ・アガジェニアンの1台を受け入れるのがやっとだった。彼らには、もう供給体制を拡大する意思も余裕もないはずだ。ロータスはと言うと、わざわざ自分のユーザーをバンプ・アウトする、それも、自社のアンバサダーを弾き飛ばすことになってしまうためのエントリー追加など有り得ない。
グリッドがすべて決定した後は、コースはオープンとされ、多くのチームが決勝用セッティングのための走行を行っている。走行終了は今日も夕方の6時だ。
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