ポール・デイ。天気はまたしても晴れ。アンビリーバブル! ルーキーの走行開始から10日連続ドライコンディションで、今日の降雨確率は0パーセント。
走行は朝8時に開始された。2グループに分かれて、それぞれが1時間ずつ。アクシデントもエンジンブローもなく、両セッションが終了した。
トップはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)の227.744mph。昨日のベスト=マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポーツ)の227.540mphを上回った。気温が19℃と、昨日のハッピーアワーより低くスピードが出し易いコンディションとなっていたが、インディーで4 回のポールポジション獲得実績を持つベテラン(優勝も3回と歴代2位タイ)が、予選直前になって見事にマシンを仕上げて来たという印象だ。
プラクティス2番手は、アンドレッティ・オートスポーツとコンクエスト・レーシングの共同体制でエントリーしている女性ドライバーのアナ・ベアトリス。スピードは226.187mphだった。
3番手はライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)。昨日も2番手スピード記録と調子を維持している。彼もポール獲得の有力候補だ。彼女の、そして女性ドライバーのインディーでの最上位スターティンググリッドは、05年の4位だ。レイホール・レターマン・レーシングから出場した、彼女のデビュー・イヤーだった。
昨日最速でポール候補最有力とされているマルコ・アンドレッティは、なんと走行せず! ライアン・ハンター-レイも走らなかった。
アンドレッティ勢は昨日バッチリだったマシンをそのまま保存し、予選アタックに臨むつもりなのだろうが、ジャン・アレジ(ロータス・ファン・フォース・ユナイテッド)も走らなかった。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、2ブループ目で走行して19周。その11周目に223.669mphのベストを記録した。このセッション序盤にギヤボックストラブル発生。30台出走中の23番手でセッションを終えた。
ホンダ勢は依然劣勢だ。走らなかったアンドレッティの2台がトップ10に入って来るのは間違いないと見ると、ホンダユーザーでトップ10入りできたのは、4番手のフランキッティ、6番手だったジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング)、8番手に食い込んだグレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)までの3人だけだ。
予選開始は11時開始で、夕方の6時まで続き、8列目までのグリッド、合計24個が決定される。最後の90分間は、そこまでのトップ9だけによるポールポジション争いとされる。
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