レッグとブルデイ、二人にエンジン供給確定
やっとのことでドラゴン・レーシングがシボレー・エンジンを手に入れた。今日になって、シボレーから正式にリリースが出された。ドラゴンのドライバー2人ともにエンジンが供給されるのは朗報だ。
ドラゴンの2人のインディー挑戦が可能となったことで、第96回インディー500のエントリーはフルグリッドを埋めるためにギリギリ足りる33台となった。
ドラゴンを受け入れることで大変になったのは、シボレー・エンジンの開発、製作、メインテナンスを担当するイルモア・エンジニアリングだろう。2台の追加により、彼らのインディーでのエンジン供給台数は16台に増えた。そして、インディーの次のデトロイトからも14台という多くのユーザーを持つことになった。
ライバルと競争しながらのエンジン開発では、パーツの生産、そのための材料の調達など、綿密な計画があらかじめ立てられる。熟練した技術者によるエンジンの組み立て、オーバーホールも必要だ。シーズン中のエンジン開発では、ユーザーの数は多くない方がパーツ生産などで小回りが効く分だけ有利なのである。
しかし、11台のスケールでシーズンを戦うと計画していただろう彼らが、ロータスの供給規模縮小、ドラゴンとロータスの揉め事によって3台増の14台用へとプランをすべて作り替えなければならなくなった。
ライバルのホンダが抱えるユーザーのエントリー台数は、インディー500こそ15台と1台しか違わないが、レギュラーシーズンは10台(11台へと増える可能性アリ)。シーズン中盤以降はホンダが攻勢に出るか?
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