全く動静が見えなかったドラゴンレーシングのピットに夕方近くになって ようやくチーム看板がとりつかられる。シボレーエンジンをゲットできた故か? Photo:Masahiko Amano\Amano e Associati |
今朝になってもドラゴン・レーシングのガレージは静まり返っており、シボレー・エンジンが手に入ったという噂は聞こえて来なかった。「このままシボレーへのスイッチは実現しないのかも」という話も聞こえて来ていた。
それが一転、午後遅くに彼らのガレージのシャッター上に看板が取り付けられた。セバスチャン・ブルデイとキャサリン・レッグ、2人のドライバーの名前と国旗入りデザインのヤツだ。
でも、乗れるのはブルデイだけ??
大スポンサーを持ち込んだレッグはどうなる?
この後に漏れ伝わって来た噂は、「走れるのはブルデイだけかも」というショッキングなもの。シボレーが1台しか用意できず、ルーキーのレッグにはエンジンが行き渡らないということなんだろうか? ドラゴン・レーシングに大型スポンサーを持ち込んだのはレッグだが、シボレーとしては、誰もが実力の高さを認めるブルデイの起用をエンジン供給の条件としたのかもしれない。
明日の水曜日、ドラゴンがコースを走り出す可能性は出て来た。果たしてレッグは乗れるのか? ルーキー・オリエンテーション・プログラムを受けなければ出場権を得られない彼女としては、もう時間切れが迫っている。
こちらがレッグのピットに掲げられた看板。トゥルーカーとは新車購入の 価格サイト。ウェブのトップページにはレッグの写真が掲載され レッグのピットクルー体験者の募集なども企画するほど関係は深い。 Photo:Masahio Amano\Amano e Associati |
レッグが、「ロータスでもいいから走りたい」と言うなら、可能性は少しだけ広がる。エンジンは余っているので彼女のチャレンジは行えるようになるはずだが、オーバル経験が決定的に乏しいため、パワーの出ていないロータス・エンジンではROPを終了できない心配も大きくある。
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