F1のスタードライバーも、走行3日目にROPをパスしてようやく一安心。 Photo:INDYCAR\LAT USA |
やりました! ついにジャン・アレジ、インディー500への挑戦権獲得です。おめでとうございます!!
いやはや、心配しましたよ、昨日スピードが落っこちちゃった時には。バディ・ラジアがジーンと呼んでるのを知った時にも、違った意味で不安になりました。
「昔の名前で出ています」的スタッフが多過ぎるのかも……なんて考え始めてました。ちゃんとチームが機能してないのかな? なんて不安も過り出してました。「アレジにスピードを出させずに出場を諦めさせ、誰か他の人を乗っけようなんて企んでるヤツがいるのでは?」なんて陰謀説まで心配するようになってたほどでした。
しかし、ファン・フォース・ユナイテッドは、目的の第一段階を見事に達成しました。未だに、彼らのチームに力を合わせるだけの数のファンがいるのかどうかは疑問のままですけど……。
アレジにROPフェーズ3合格が伝えられたのは、夕方の5時過ぎでした。ハッピーアワーに入って、スピードの出易いコンディションが整っていました。アレジにとっては4日連続の好天。さすが、“持ってる”人は違います。今日から雨が3日続いてたら、「走りたくても走れなくてアウトに!」って話になってたワケですから。
彼以外にも走っているマシンが多かったことも、さらにスピードが出易い条件でしたね。揃うものがバッチリ揃いまくっていた、というワケです。反面、トラフィックの存在でドライビングが難しくなってたていうのも事実でしたけどね。
「もっとエンジンに力を発揮してもらわないと」
そんな中、アレジはベストを211mph台に載せ、ROPをパスしました。元F1スターとしたら、こんなの通って当たり前ですけど、インディーカー・シリーズを戦ったことの無いチームからのエントリーですからね。
もちろん、経験豊富なスタッフを集めるって意味では、インディーカーでのレース経験という点では心配なかったのかもしれないです。一緒に働いた経験がないだけで、個々のスタッフはそれぞれがキッチリ経験を持っている。そういうチームになってるワケですからね。
ロータスエンジンのパフォーマンスはいまだに劣勢だが ここからアレジはどのようにマシンを仕上げていくのか注目だ。 Photo:INDYCAR\LAT USA |
ロータス・エンジンのピーク・パワーでの不利は明らかで、「今のトップ・スピードはロータスを名乗るには低過ぎる」ともアレジはコメントした。これは、アレジが大使を務めるロータスに対しての叱咤激励のコトバであったはずです。
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