ファンとの接触を避けている……ワケじゃありません
「アレジはガレージとピットの往復でマシンに乗ったまま。あれはファンとの接触を避けてるってことかね? メディアへの対応も走行終了時に短時間だけしか用意してくれていない。そんな態度じゃ、今後ファンに拒絶されることになるぞ」な~んて記事がアメリカのウェブだか何だかに載ったらしい。
確かに、アレジはオープニングデイからだか、マシンに乗ってピットに現れるようになった。今日(走行3日目)見たら、ガレージに帰る時もコクピットにいた。
ROPの日にはピット裏のファンにわざわざ歩み寄ってサインしてたけどな。
走行後の取材への対応も笑顔を交えてのフレンドリーなものだったけど……。
走行3日目(彼はROPで2日走ってるから、ここで言う3日目ってのはオープニングデイのこと)からとか、スピードが思うように上がらなくてイライラし始めたのかもね。人間誰でもあるでしょ、そういうことは。
アレジの周りには、インディーカーに馴染みのあるPR担当がいない。チーム・オーナーもメディアの取材が大変で……ってドライバーじゃなかったし、ちゃんとしたアドバイスのできる人に恵まれてないんだろうね。
すべてチームが頼んだこと、とマネージャー氏があわててフォロー
今日、アレジがピットへの行き来でコクピットで収まっている理由がチームによって明らかにされた。悪い評判が広っちゃマズイって考えたんでしょう。
チームマネジャー氏曰く、「本当なら、我々がマシンを引っ張る時用のクルーを見つけて来なくちゃいけない。本来はドライバーの仕事じゃないから、マシンの運搬は。ドライバーはその仕事をやりたがらない。それは周知の事実。しかし、残念なことにウチのクルーにはジャンのシートに座れる者がいない。だから仕方なく彼にやってもらってる」とのこと。確かに、ファン・フォース・ユナイテッドで働くクルーたちはアメリカ人らしい体格、あるいは、アメリカでも規格外のサイズの人ばっかり。
その他にも理由はあった。「ジャンのシートは作ったばかりなので、体に馴染ませないとならない。そのためにも、少しでも長く座っている方がいいんだ。ジャンは一緒に働き易い、本当に素晴らしい人柄の持ち主で、我々が頼んだことは何でもやってくれる」とチームマネジャーはコメント。アレジの行動を全面擁護していた。
本人はROPもクリアし、余裕を取り戻す
アレジ自身も、「僕はチームに頼まれたことをやってるだけ。自分としても、少しでも長い時間をコクピットで過ごすことになれば、シートが馴染むから大歓迎。僕はインディーでの時間をおおいに楽しんでいる。ファンと話をしたり、サインをすることを楽しんでいる。もう随分と昔の僕のレーシングマシンの写真を持って来てくれるファンもいる。ここではすべてのことが、今まで僕が経験して来たことと違う。それを僕はとても楽しいと感じている。もちろん、インディー500については昔から色々と聞いて来ている。たくさんの友達が出場して来ていて、彼らの話を聞いて来ただけに、自分がこうしてついに挑戦を行っていることにワクワクしている。友達みんながインディーのエキサイティングさを話していたけれど、それがようやく分かって来ている。インディーのファンのためにも、良いレースを戦いたい。そのためにも、僕は100パーセント、自分に与えられた課題に集中をして行かなければならない。少しでもマシンを速くすること、それが僕らの目指すものだ」と話した。
コウです(^O^) 情報がドコにもないんですが、琢磨さんのスポッターは今年もロジャー安川さんですか?!
返信削除琢磨さんと相性が良いロジャー安川さんがベストだと思います。