天候:快晴
気温:24~26℃
トップタイムをマークしたサーベドラ。昨年のインディ500ではDNQ。 一昨年は決勝クラッシュと散々だったが今年は好スタートをみせる。 Photo:INDYCAR\LAT USA |
日中の気温と路面温度は昨日以上、湿度は高め、風はやや強めというコンディション下で多くのチームが暑さの中での走行を敢えて行い、レースに備えるためのセットアップ調整を繰り返していた。
今日の最速ラップは、アンドレッティ・オートスポートからスポット参戦するコロンビア人ドライバー、セバスチャン・サーベドラの記録した221.526mph(=約358.044㎞/h)だった。昨日のベストを破っての今月最速スピードだ。
2番手はルーキーのブライアン・クロウソンの221.173mph(=約355.867km/h)。そして、3番手はジョセフ・ニューガーデンの221.158mph(=約355.843km/h)。どちらもサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングのドライバーたちだ。今日はトップ3が221mph以上をマークした。
サーベドラはチームメイト2人、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、ジェイムス・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)と一緒に周回を重ねる中でベスト・ラップをマークした。ハンター-レイとヒンチクリフは今日が初走行だったが、早くもトラフィックでのマシン調整に入っている。彼らはそこまで自分たちのセットアップの仕上がりに自信があるということだ。
「ライアン・ハンター-レイとジェイムス・ヒンチクリフが僕の前を走っていた。彼らを今晩は御馳走しないと」と最速ランナーとなって5,000ドルの賞金を受け取ったサーベドラは笑った。インディーでの過去2年は結構苦労をしたので、このようなスタートを切れてとても満足している。5台体制のアンドレッティ・オートスポートは、特別なプログラムを組んでいて、毎日各自がそれぞれに与えられたプロジェクトをこなすようになっている。とてもプロフェッショナルな戦い方だ」とも彼は語った。
若手アメリカンドライバー、この日も奮闘
クロウソンも初のインディー500を快調にスタート。 Photo:INDYCAR/LAT USA |
「2日続けて素晴らしいものになった。サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングのマシンは強力だ。こんなに良い体制で走れることを楽しんでいるし、自分はやるべき仕事をやれているとも感じている。出足は快調。しかし、まだまだ先は長い。日々のスピードチャートは、小さな嘘を含んでいる場合もあるけれど、僕らのマシンは間違いなく速い。今日はロングランもトライできた。そこで感じられたバランスは良かった」とクロウソンは話した。
(その2に続く)
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