インディー500のスポット参戦エントラントの顔ぶれは?
シボレーはアナ・ベアトリスとセバスチャン・サーベドラをアンドレッティ・オートスポート絡みでスポット参戦させるとすでに発表している。
ホンダはAJ・フォイト・エンタープライゼスがウェイド・カニンガム、サラ・フィッシャー・レーシングがブライアン・クロウソンを、そして、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)はミチェル・ジョルダインJr.をエントリーさせる話が決まっている。シュミット・ハミルトン・モータースポーツの兄弟チームとして、シュミット・ペルフレイ・モータースポーツがエントリーしている99号車には、タウンゼント・ベルが乗ることになるはずだ。
シボレーは2台追加の13台、ホンダは4台追加の14台となった。そこへ、インディーへのエントリーを済ませた後にロータスに放り出されてしまったブライアン・ハータ・オートスポートとDRRが加わる。DRRはシボレー、ハータはホンダに引き受けてもらう話になる可能性が高い。
シボレーユーザーのエド・カーペンター・レーシングは、開幕前にギリギリシボレーエンジンをゲットした身だというのに、2台目の21号車をインディーにエントリーしている。しかし、その2台目のプロジェクトには取りかからないとの決定した模様だ。同様にホンダは、RLLから出場する予定だったルカ・フィリッピをインディー以降のレースからへと参戦計画開始を延期させている。現時点でフィリッピはデトロイトからの参戦となっているが、それがさらにズレ込む可能性もあるようだ。デトロイトを逃すと次は超高速オーバルのテキサスで、ミルウォーキー、アイオワとオーバルが続く。それならいっそのこと、7月のカナダ連戦からの投入とした方が、ヨーロッパ出身ドライバーにはいいかもしれない。
伝統を守るためにも、何としても34台以上の参戦が必要なのだが さて、ここでインディー500のエントリー数をもう一度勘定し直してみよう。シボレー=14、ホンダ=15、ロータス=3・・・で32台だ。NHRを足してギリギリの33台だ。これじゃ予選落ち無し=無投票当選になってしまう。なんとしても1台プラスして34台にしないと! 予選でのバンプ・アウトがない。予選のドラマがないインディー500なんて想像できない。
これは別に、アレジの予選落ちを期待してのことではない。しかし、現実的に考えると、ロータスによるアレジ参戦計画というのは、たった1台だけ弾き出されるドライバー&マシンを自ら作り出そうとしている行為にしか見えない。
もしかしたら、更に大きな、びっくりするような変化がこの先には待ち受けているのかもしれない。
ということで来週末、私たちはアレジの顔をインディアナポリスで見ることができるんでしょうか?
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