今シーズン開幕前の3月にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)と契約、インディー500からIZODインディーカー・シリーズへのレギュラー参戦を行う予定となっていたイタリア出身GP2ドライバーのルカ・フィリッピだが、インディー500への出場を断念したことをRLLが認めた。RLLは今年のインディー500に、レギュラーの佐藤琢磨に加えて、メキシコ出身の元チャンプカー・ドライバー、ミチェル・ジョルダインJr.をスポット参戦させることをすでに決定、発表している。彼らは2カー体制でインディーに臨み、それを3カーへと拡大することはない、ということだ。
では、フィリッピのインディーカー参戦はなくなってしまったのか? というと、RLLとしては、インディーはジョルダインJr.で行くが、それ以降のレースで琢磨のチームメイトを勤めさせたいのは、やはりフィリッピのままだ。現時点では、インディー500の次のシリーズ第6戦デトロイト(ストリートコース)でフィリッピをデビューさせる計画だ。
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