第96回インディー500の公式練習が始まるギリギリ2日前になって、ブライアン・ハーター・オートスポート(BHA)の使用エンジンがホンダへと変わることが決まり、発表された。ロータスがエンジン供給をギブアップしたため、第4戦ブラジルから使用エンジンがなくなってしまっていたBHAだったが、ホンダからのエンジン供給を受ける話が何とかまとまった。これでホンダのインディー500へのエントリーは15台目である。なお、このエンジン供給はインディー500以降、今シーズンの最終戦まで続けられる。
BHAは昨年のインディー500優勝チーム。ドライバーは故ダン・ウェルドンだった。今年の彼らは、去年のインディー500ポールウイナー=アレックス・タグリアーニを起用、開幕戦からロータスのエンジン供給がストップする前のロングビーチ・グランプリまで、3レースに出場していた。
なお、BHAと同じ事情からロータスエンジンを失ったドレイヤー&レインボールド・レーシング(DRR)は、すでにシボレーからの救済を受け、彼らのエンジンを供給される話が決まっている。DRRは、シボレーユーザーとなるや、同じエンジンを使い、同じく1カー・チームで戦うパンサー・レーシングと共闘体制を組むことを決定している。
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