2012年5月9日水曜日
2012 INDYCAR インサイド情報&ニュース:5月9日 ジャン・アレジのインディー500エントリー確定 なんとインディーライツのチームから!
まったく実力未知数のファン・フォース・ユナイテッドとは??
ジャン・アレジはインディアナポリス入りし、8日に正式にエントリーを行った。
ニューマン-ハース・レーシングという古豪からの出場が御破算になり、ファン・フォース・ユナイテッドというインディーライツのチームからの参戦になるということだ。
複数のオーナーが共同経営するこのチームの実力は、果たしてどれほどのものだろう? オーナーのひとりは、インディアナやオハイオの片田舎でスプリント&ミジェットを走らせていたタイス・カールソン(選手層の薄いIRL時代の初期にインディー500に出場したことがある)。アレジと以前から関連があったなど、まったく想像もつかない。
同チームの救いは、アリー・ルイェンダイクを二度インディー500で勝たせているティム・ワードロップをエンジニアとして確保したというところ。チーム・マネジャーには松田秀士や中野信治を走らせたことのある元チーム・オーナーのグレッグ・ベックが雇い入れられようだ。
アレジのインディー500参戦は大変なビッグニュース
だからこそ不安なロータスエンジンのパフォーマンス
それにしても、このチームを選んだのは、いったい誰なのだろうか? アレジが彼らとコンタクトがあるとは、一切考えられない。ロータスが選んだ? だとしたら、それはどういう基準で??
レーシングチームとしての実績なら十分なものがあるはずのMSRインディーは、もう随分と前にシャシーを購入し、スポンサーも見つけ、シリーズ出場を訴えて来ているのにエンジンの提供を受けられないでいる。ところが、ほぼ実績のないと言っていいインディーライツのチームにはポイッとロータスエンジンが供給される。まったく理解に苦しむ。理不尽さを強く感ずる。
アレジの参戦決定は大きなニュースだ。アメリカ以外の注目度もこれで上がるだろう。そこで願うのは、ロータスエンジンがインディー500でユーザーたちに多くの走行時間を与るに十分な性能を発揮してくれることだ。ライバルたちの走行にも支障を及ぼさないようであって欲しい。
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