「優勝を狙いに行きました」とキッパリ
決勝翌日の夜、インディー500は表彰式をスピードウェイ内で行った。
33位から順に壇に上がり、賞金の小切手を受け取って短いスピーチを行うスタイルだ。
17位フィニッシャーとして登場した佐藤琢磨は司会者に、「あそこはヤッパリ勝ちに行きましたね」と切り出されると「行きました!」とすぐさま応えた。彼はその理由を、「インディーの表彰台に上れるのはウイナーだけだと知ったので、これは2位、3位じゃダメだって考え、優勝を狙いに行きました」と付け加えた。 琢磨は賞金の小切手を受け取った後、スポンサーやクルー、チームオーナーのボビーレイホールに対する感謝の辞を述べた。そして、今年から彼のレースエンジニアとして働いているジェリー・ヒューズを特別に名前を挙げて讃えた。F1からやって来たこと、一緒にF1で働いていたことを紹介し、今回のインディー500が彼にとって初めてのオーバルレースだったことも話した。そのような条件で優勝争いができたことは、彼のエンジニアの能力の高さを証明している。もちろん、チームのテクニカル・ディレクターなどがアシストしてこその活躍ではあったが、ドライバーとしては、レースエンジニアが最も身近な、そして重要な存在なのだ。琢磨は壇上で拍手し、会場の人々も、ヒューズの仕事ぶりに対して賞賛の拍手を送っていた。
短いスピーチの締めは、やはりウィナーへの祝辞だ。琢磨も真剣な表情で、「ダリオ、おめでとう。あなたとレースをするのはとても楽しかった」と讃えた。そして最後に一言。「僕は小柄だけど、もうちょっとスペースが要るんだ」と、笑顔でピーチを終えた。
琢磨のウィットに富んだ英語のスピーチは会場を笑いの渦に巻き込んだ。ダリオもこれには大笑い。隣りに座っていたダリオ夫人=ハリウッドスターのアシュリー・ジャッドも声を上げて笑っていた。
とっても素敵な情報、ありがとうございます!
返信削除セレモニーの様子、見たかったな~、聞きたかったな~!!
レースの時は熱くアグレッシブに、普段は礼儀正しく時にはユーモアーをきかせて・・・(^^)
そんな琢磨さんが大好きです。日本人だけでなくアメリカの人々の心も間違いなく掴みましたね!
天野さん、これからも情報よろしくお願いします。
琢磨さんが笑顔で表彰台の一番高い所にのぼる日は、すぐそこまで来てますね。楽しみですね。
ネット中継サれてたので見ました。その後みんな、TKまでもがスペースのスピーチをツイッターにポストしてましたね。ラジオでも最後まで琢磨の名前が叫ばれていて、今年のINDY500は琢磨の印象が強烈に残ったのだと思いました。まだ5戦でこれだけの活躍。今後も目が話せませんね
返信削除いつも拝見してます、今回は特別お疲れでした! テレビの電話でのコメントがよく伝わりました、視てるほうもレース後放心状態でした、次は勝てると信じて応援します。またブログ楽しみにしてます。by 去年茂木パドック脇でサイン頂いた夫婦より
返信削除