第2戦ホンダ・インディグランプリ・オブ・アラバマ
2012 IZOD INDYCAR SERIES Round 2 Honda Indy Grand Prix of Alabama
バーバー・モータースポーツ・パーク
アラバマ州バーミンガム
コースタイプ:ロード
全長:2.38マイル(=約3.83km)×90周
4月1日(日) ウォームアップ
天候:快晴
気温:19℃
決勝を間近に控えたウォームアップ、路面は完全ドライコンディションだった。朝の8時40分スタートだったため、気温は19℃、路面も同23℃とまだ低かったが……。
この30分間のセッションでトップタイム=1分11秒2414を出したのはシモン・パジェノー(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)だった。計測時間終了間際のことだった。
2番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。ベストは1分11秒5782。そして、来ましたよぉ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が。彼はプラクティス1に続いて3番手に食い込んで見せた。ベストは1分11秒6927だった。
以下、4番手はポールシッターのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)で、5番手はグレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。
ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)は、このウォームアップでも14番手と苦境から抜け出せていない模様……。
もちろん、単純なラップタイムが正確に各エントラントの競争力を反映しているとは限らない。タイヤの状態はそれぞれ異なるし、搭載しているガソリン(今年からエタノールじゃないんです)の量だって違うので。トップ3のエンジンがホンダ-シボレー-ホンダの順で実力拮抗……などと書いてみても、あまり説得力はない。
それでも、出場全員が1000分の1秒でも速く走ろうとトライしてるのは確かで、ラップタイムは一応の指標にはなる。
装着タイヤで見ると、パワーの速さがヤッパリ際立っている。パジェノーと琢磨はレッドでのベスト記録だったけれど、パワーはブラックでこのタイムだから。
みんな、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)には感謝しないと。彼がQ2で赤旗出さなくて、パワーがポールスタートになってたら、レースでは簡単に逃げられちゃうところだったかも。しかし、彼は9番グリッドからの発進なんで、どんなオーバーテイクを見せてくれるのか、あるいは見せられないのか……レースが楽しみだ。
決勝でのレッドタイヤの持ち=ラップタイムの落ち込み具合がどの程度になるのか、にも注目ですね、今日のレースは。
お疲れ様です。
返信削除各セッション終了後、詳細な情報欲しさに、あっちこっち検索しますが、知りたい情報はアマノさんのブログが一番早いですね。
各チームがどんな戦略で出てくるか気になっていたので、アマノさんの考察は非常に参考になります。
akiraさん、コメントありがとうございます。ジャックからも以下の返事が来ましたので、お伝えします。(更新係)
返信削除ありがとうございます。今後も少しでも多くの情報をお届けできるよう頑張ります。