1チーム1台、総勢9台の参加ではあったが、 トップをマークしたマルコ・アンドレッティ Photo:INDYCAR(Bret Kelley) |
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
佐藤琢磨、DW12・ホンダで初のインディーテストに参加
4月4日、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は2012年型インディーカーでインディアナポリス・モータースピードウェイを初めて走った。インディーカーの合同テストが急遽開催されたのだ。
各チームとも参加が認められるのは1台のみで、合計9台がテストを走った。その顔触れは以下の通り(記録されたタイム&スピード順 走行周回数)。ロータス勢は参加しなかった(前のコラム参照)。
アンドレッティ・オートスポート(シボレー): マルコ・アンドレッティ 41秒1644 218.625mph 51周
KVレーシング・テクノロジー(シボレー) : トニー・カナーン 41秒 2014 218.439mph 68周
チップ・ガナッシ・レーシング(ホンダ): スコット・ディクソン 41秒2666 218.094mph 56周
チーム・ペンスキー(シボレー): エリオ・カストロネベス 41秒5857 216.942mph 56周
パンサー・レーシング(シボレー): JR・ヒルデブランド 41秒5434 216.641mph 45周
デイル・コイン・レーシング(ホンダ): ジャスティン・ウィルソン 42秒1046 213.753mph 64周
AJ・フォイト・レーシング(ホンダ): マイク・コンウェイ 42秒2997 212.767mph 65周
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(ホンダ): 佐藤琢磨 42秒3384 212.573mph 57周
エド・カーペンター・レーシング(シボレー): エド・カーペンター 43秒3697 207.518mph 33周
佐藤琢磨コメント
「今年のマシンは本当に速い。去年までとは大きく違っています」
「インディアナポリス・モータースピードウェイに戻って来れたことをとてもうれしく感じています。長い冬を過ごし、ストリートコースとロードコースで1戦ずつを行い、今年初のオーバルでのインディーカーによる走行をインディアナポリス・モータースピードウェイで行うことは、非常にエキサイティングです。このコースは本当に特別な場所で、すぐさまスピードを感じます。本当に速い。マシンは去年までのものと大きく違っています。しかし、まだチームとしても1日の走行があっただけですから、これからどんどんとマシンについては学んで行くことになります。私たちの狙いは、データを収集することにありました。5月を戦うための基礎を作り上げる。そういうテストを行いました。走行セッション終盤、マシンのバランスを良いと感じることができていたので、収穫の多いテストにできたと感じています」。
今回使用したのはロングビーチ用のエンジン
本番ではハイパワーバージョン投入
トータル3番手、ホンダ勢トップはディクソン。上を行くシボレー勢との タイム差はとても小さなものだった。 Photo:INDYCAR(Forrest Mellott) |
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