第2戦ホンダ・インディグランプリ・オブ・アラバマ
2012 IZOD INDYCAR SERIES Round 2 Honda Indy Grand Prix of Alabama
バーバー・モータースポーツ・パーク
アラバマ州バーミンガム
コースタイプ:ロード
全長:2.38マイル(=約3.83km)×90周
3月31日(土) 予選
天候::曇りときどき晴れ
気温:20〜23℃
Jack AMANO(以下——):Q2に進めずの予選16位。非常に残念な結果になってしまいましたね。少しコースインが早かったんじゃないですか?
佐藤琢磨:チームの考えた作戦で、タイミング自体は決してそんなに悪くはなかったと思います。今回のレッドタイヤは非常にショートライフで、2周目までにベストラップを出さないとならない状況の中で、残念ながらトラフィックにひっかかってしまった。なんであんなに遅いクルマでレーシングラインを走っていたのか、わからない。それで大きくタイムロスして、Q2進出がならなかった。非常に残念です。
——予選でのクルマはどういう感じだったんでしょう?
佐藤琢磨:今日の午前中のプラクティスがキャンセルになって、全然走れなかったこともあって、昨日から今日へとマシンを良くしたつもりなんですけど、実質プラクティス1から数えて2回目のセッションがこれ(予選)でした。ドライでの。だから、ちょっとクルマのバランスは良くなかったですね。しかし、トラフィックにひっかかったのが一番の問題でした。
——ちょうど、何人かが同時にコースインして来ていて、そのタイミングでアタックをしてたという感じになっちゃったんでしょうか?
佐藤琢磨:遅いマシンはラインを避けて走るべきなのに、彼(ジェイムス・ジェイクス)の場合はタイヤをウォームアップするみたいに左右にマシンを振って走ってた。あれはよくわかんない。
——昨日のドライセッションでのマシンは良かった。
佐藤琢磨:まぁ、そこそこでしたね。
——今日はそれに比べると?
佐藤琢磨:そうですね、レッドを履いたらバランスが悪くなってしまったという感じでした。
——レッドのライフが非常に短いと今日の予選で判明したとすると、決勝ではレッドをどれだけ短く使うかといった作戦面なども難しくなって来ますね?
佐藤琢磨:はい。ブラックもレッドも、今回用意されているタイヤのライフは短い。でも、両方ともプラクティス1と今の予選でしか使ってない。そのどちらも路面のコンディションは非常にタイヤに対して厳しいものだった。ラバーが全然乗ってなかたったという点で。それが明日のウォームアップでどれぐらいみんな走るのか、どれだけ路面が出来上がるのかわからないですけど、そこでうまくバランスを見つけないと苦しいレースになるでしょうね。
——レースではブラックもレッドも、本当のパフォーマンスを知らない状態でみんな戦うに近い状況なのですね?
佐藤琢磨:今のところ、そうですね。特にライフに対しては大きなクエスチョンマークがあります。
——作戦もかなり重要になる。
佐藤琢磨:はい。そうなりますね。ウォームアップでマシンを良くして、タイヤマネージメントがとても大きな鍵を握るレースでは、良い作戦を選択して上位を目指したいです。
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