ジャック・アマノのインディーな1日：アメリカの高速バスも進化してる。快適装備が充実

フリーウェイで見つけたグレイハウンドのバス。
Photo：Masahiko Amano（Amano e Associati）

　セント・ピータースバーグのレースを終えてからはフロリダに残った。アラバマよりも暖かさが期待できるってんで。実際、移動するまでずーっと好天続きだった。

　フリーウェイを走っていて長距離バスを発見。久しぶりに見たグレイハウンド、カラーリングがブルー系でかっこよくなってた。追い越しざまにチラッとバスのボディサイドを見て「エッ!?｝となった。今のグレイハウンドって電源もワイファイも完備してんだなぁ……と。
　でも、考えてみりゃ、そんなの当たり前か。新しくなった京成スカイライナーも全シートに電源がある（成田エクスプレスは知らない。高いので暫く乗ってない）。

そのバスの運転席横に見つけたマーク。左のふたつは電源マークにWiFiマーク。右は足下のスペースが広いよ、とアピールしている。
Photo：Masahiko Amano（Amano e Associati）

　タンパ空港へと戻る前に給油して、ガソリンの値段が上がってるのを知った。4ドル越えは久しぶりじゃないかな。やっぱりイランと揉めてるからだろう。テレビでも新聞でもガソリンが高いコトが話題になってた。クルマ通勤を自転車通勤に変えたとか、燃費の良いクルマに買い換えた……とか。そしたら今日の新聞にエクソンモービルが去年の石油生産量でペトロチャイナに抜かれ、世界第二位になったと載ってた。

フロリダ州オーランドウ界隈のガソリン・スタンド。1ガロン＝3.785リッターなので、およそリッターあたり90円。円がまだいくぶん高いこともあるけど、ずいぶんと高くなったとはいえ、日本と比べるとまだ安い。
Photo：Masahiko Amano（Amano e Associati）