3月7日 メディア・デイ
フロリダ州セント・ピータースバーグ
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ダン・ウェルドンの名がアメリカでの彼の故郷に残されることに
3月7日正午から、コースの設営がすでに始まっているセント・ピータースバーグで、インディーカー・シリーズ出場ドライバーのほぼ全員が出席し、ダン・ウェルドンの追悼式典が行われた。
イギリスからアメリカへとやって来たウェルドンは、セント・ピータースバーグに居を構えていたのだ。
式典はターン10で行われた。ウェルドンは2度のインディ500優勝を果たし、インディーカー・シリーズで1度タイトルに輝き、地元セント・ピータースバーグのレースで1勝を挙げている。そららの功績を讃え、彼の名を人々の記憶に留め続けるべく、セント・ピ-タースバーグ市は、ターン10に入って行く海沿いの道を「ダン・ウェルドン・ウェイ」と名づけた。「ダン・ウェルドン・ウェイ」という標識が、今日の式典では披露された。除幕式を行ったのは、セント・ピータースバーグのビル・フォスター市長と、ウェルドンの未亡人スージーさん。ウェルドンのふたりの息子もこの式典に出席していた。この秋までには、ウェルドンの功績を讃えるモニュメントもこのコーナーの近くに建てられる。そして、そのモニュメントには、セント・ピータースバーグでのレースウィナーの名前が過去のレースのものから、今後のものまで刻まれて行くことになるという。
「この数か月間の私たち家族に対しての市の愛情と支持を深く感謝します。私はセント・ピータースバーグを故郷としていることを誇りに感じ、神に祝福されているとも感じています。ダンをこのように特別な形で記憶しようと努力を払ってくれているを市と、セント・ピータースバーグ・グランプリ、アメリカン・ホンダに対しても感謝の気持ちです。セバスチャンとオリバー、ふたりの子供たちも、亡き父がこの地域とレース界に残した功績を誇りとして生きて行くことでしょう」と式典出席者たちを前にスージー・ウェルドンは語った。
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