2012年3月24日土曜日

2012 INDYCAR R1セント・ピーターズバーグ インサイド情報&ニュース:なんとにぎやか! 26台がフルエントリー

ついに始まるよー、インディーカー・シーズンが。セント・ピータースバーグは朝から最高の天気。あったかくて、気持ちがいい。気温はなんと、午前中で26℃にもなってる。午後にはこれが28℃まで上がるって話。私、日焼け止め塗ってます。

Photo:INDYCAR(Daniel Icandela)
 今年は新シャシーと新エンジンでの戦い。03年から同じものだったシャシーが、ついに新型になる。
 エンジンは06年からホンダのワンメイクになってたのが、メーカー対決が再開される。やっぱりメーカー参戦は必須でしょう、トップカテゴリーなら。
 シャシーの(エアロパッケージで)競争も来年から始まるので、そちらも楽しみ。少し前までなら、毎年シャシーは新型に変わってんだけどね。いや、それももう随分と昔か。02年までの話だから。去年でその寿命を終えたシャシーは、03年の登場で05年まで使うって話だったのが9年間=2011年までに延びたんだった。

 開幕戦のホンダ・グランプリ・オブ・セント・ピータースバーグに集まったのは15チーム、26台のエントリー。これはフルシーズンエントリーが決まっている面々。26台いれば、「出場台数が少ないなぁ……」とは感じさせない。5月には、さらにもう1台が追加になる。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがインディー500からルカ・フィリッピをエントリーして2カーになるから。レギュラーは27台になるってこと。
 新型マシン導入でエントリーが減少するのでは? なんてのは杞憂だった。案ずるより産むが易しってコトだ。しかし、名門ニューマン・ハース・レーシングが活動を止めちゃったし、コンクエスト・レーシングの参戦継続も叶わなかった。その代わりと言っちゃなんだけど、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがレギュラーに復活して、ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ/アガジェニアンとロータス・ドラゴン・レーシングがフル・エントリーを始めて、エド・カーペンター・レーシングが誕生した。新興チームのMSRインディーもエンジン供給の話さえまとまれば出場を始める意向。
 なお、今年からサム・シュミット・モータースポーツはシュミット・ハミルトン・モータースポーツに、サラ・フィッシャー・レーシングはサラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングにそれぞれ名称と体制を変更している。そして、ロータス・エンジンを使う5チームは、ロータスをチーム名のアタマにつけ、その中でドレイヤー&レインボールド・レーシングはDRRを名乗るようになっている。
 エンジンユーザーは、ホンダが10(5月からフィリッピを加えて11台になる)台、シボレーが11台、ロータスが5台。

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