2011年7月15日金曜日

2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子8

ハーバーにはこんな旧っぽい帆船もあった。ここは公園になってて、手前には木製の大きなデッキが作られていた。これは決勝日の朝7時頃に撮影。犬の散歩をする人とか、ジョギングする人とか、自転車をユックリ走らせている人がいたりとか、とても静かだった。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子7

トロント市のゴミ箱はグッド・デザイン。リサイクルにもかなりマジメに取り組んでる様子が伺える。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子6

五大湖はどれも巨大……とか言いつつ、一度も、どこの湖でも湖上へと出たコトがない。上を飛行機で飛び越えることは何℃となくしてるのに。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子5

湖畔は公園になってて、ヨットハーバーもアリ。かなり大きなセーリング・ボートや、モーター・クルーザーが舫ってあった。私はどちらかというと風でユッタリと移動するセーリング・ボートの方が好み。乗ったことないんだけどね。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:「怪しい日本料理屋」トロントの街の様子4

湖畔に近い通りに見つけた日本食レストラン。「キレイ」って奇妙な名前……と思ったら、スペリングが「GUIREI」だって。こりゃ絶対に日本人経営じゃないね。そういうの近頃多いから、アメリカでも。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子3

トロントを象徴するCNタワー。この真下にメジャー・リーグのブルー・ジェイズが本拠地とするスタジアムがあって、そこに隣接するホテルに今回は泊まった。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011年7月14日木曜日

2011INDYCAR レースアナリシス R9 ホンダ インディ トロント: パワーがキレた

レース後に怒りを爆発させたパワー

 トロントでは、チャンピオン争いを2シーズン連続で繰り広げているふたり、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)とウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が接触した。ピットタイミングによって彼らは中団グループを走行中で、トップ争いへと返り咲こうと走っているところだった。
ターン1の先のロングストレートで背後から接近し、ターン3へのブレーキングでオーバーテイクを試みたフランキッティだったが、パワーの前に出ることはできず、彼のフロントホイールがパワーを突付いてしまった。フランキッティはそのまま走り続けたが、パワーはスピンした上にエンジンストール。順位を大きく下げ、その後にはアレックス・タグリアーニ(サム・シュミット・モータースポーツ)と接触してクラッシュ、リタイアの憂き目に遭った。

2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子2

街中にあった自転車。アメリカやカナダには、こうした自転車を停めておくバーの類が舗道に設置されている。ちぎられちゃったり、切られちゃわないように結構太いチェーンでみんな繋いでいる。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロントの街の様子1

湖沿い、マリーナ近くのコンドミニアム。小さいけれどベランダつきで、庭っぽくして花など育ててる家多し。高速道路も近くを通っているけれど、湖畔は基本的にとても静かで住み易そう。冬はメチャ寒いはずだけど。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
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2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:トロント取材はヘルシーにウォーキングで

トロントは高層マンションも多い。この辺りはダウンタウンからも2km圏内だが、ズラッと新築マンションが建っている。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
 トロントのレースは、久しぶりにダウンタウン泊にしてみた。CART時代以来のことだ。

2011年7月12日火曜日

2011 INDYCAR レースアナリシス R9 ホンダ インディ トロント:苦しむチーム・ペンスキーにあって孤軍奮闘するウィル・パワー、 ロード&ストリートコース全戦ポールポジションを継続

「ここではマシンの持つ力をすべて出し切ることが求められる。
だからこそ、走っていて楽しいのだ」とウィル・パワーは語る。
Photo:INDYCAR(Jim Haines)
ファスト6に進出したペンスキー勢はパワーのみ


オーバル4連戦が終わって、久しぶりのストリートレースとなったトロント、予選はここでも3段階で、2種類のタイヤを使って争われた。出場は26台。ファイアストン・ファスト6に進出したドライバーたちを、第2セグメントのスピード順に挙げる。

  1. スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)
  2. マイク・コンウェイ(アンドレッティ・グリーン・レーシング)
  3. ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)
  4. ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)
  5. グレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)
  6. オリオール・セルビア(ニューマン・ハース・レーシング)


セルビアは最終ラップでトップ6入りし、そのせいで弾き出されたのはセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)だった。セルビアはどのセッションでも最後にコースインする戦いぶりで、キッチリと最後にタイムを出す“仕事人”的走りを見せていた。アクシデントがひとつ起こればアタックを完了させられずに悔しい思いをすることになるが、セッション終盤のグリップレベルが高くなっている路面でタイヤ性能を最大限引き出そうというリスク承知の作戦を成功させているのだ。
彼の奮闘ぶりとは反対に、チーム・ペンスキーはパワー以外のパフォーマンスが低かった。ライアン・ブリスコーとエリオ・カストロネベスは、トロントで第1セグメントの通過こそ果たしていたが、第2セグメントではファイナル進出をかけた戦いに入って行けなかった。

すべてにパーフェクトを要求するトロントのコース

それでも、予選ファイナルではパワーが最速タイムをセッション終盤にマークし、今季5回目のポールポジション=ストリート&ロードの5戦すべて=獲得を達成した。第1セグメントに新品のオルタネートタイヤ装着でこの日最速となる59秒3535をマークしていたパワーはユーズドタイヤで走ったファイナルでも59秒6200を出してトップに立ち、次のラップでも59秒台をマーク、さらに次で59秒5771にセッション内でのベストを更新してポール獲得を決定づけた。3台を走らせるチーム・ペンスキーでパワーは孤軍奮闘している。
「トロントのコースに合わせてマシンを完璧にバランスさせるのは不可能では? とさえ思う。ここではマシンの持つ力をすべて出し切る力が試される。だからこそ走っていて楽しいんだ。ブレーキングやアクセルオンのタイミング、縁石への乗り上げる角度やスピードなど、すべてがパーフェクトじゃなくちゃならない。思い切りハードにプッシュし続ける必要があり、同時にミスを犯し易い、それがトロントなんだ」とパワーは話した。

安定した速さを見せ付けるチップ・ガナッシ


一方で、今回の予選でチップ・ガナッシ・レーシングは3台がファイナルへと進出し、2、3、5位に入った。この中からパワーに真っ向から対抗したのがディクソンだった。コンウェイのタイムを上回る59秒8537を記録してセッション半ばにトップに立った彼は、さらに59秒7857、59秒7358、59秒6646と4周連続で59秒台を出し、しかも1周ずつベストを更新して行った。しかし、パワーがセッション終盤に驚異的タイムをたたき出たため、ディクソンは予選2位に甘んずることとなった。ファイナルでのふたりのタイム差は0.0875秒しかなかった。
予選3位はフランキッティ。しかし、彼の走りは今ひとつだった。セッション終了間際までユーズドのオルタネートタイヤで1分の壁を破ることができず、最終ラップで何とか59秒9000を出し、コンウェイを抑えて2列目イン側グリッドを手に入れた。
トロントでの予選までの戦いでは、フロントローグリッドを占めたふたりがポイントリーダーのフランキッティをも含むライバル勢を圧倒するパフォーマンスを見せていた。チャンピオン争いを優位に戦っているフランキッティだが、トロントでは苦戦気味だったのだ。
チップ・ガナッシ・レーシングの強さは保たれ、サテライトチームのレイホールも実力を急速に伸ばしている。しかし、チームペンスキーは苦戦の度合いが徐々に高まっている。そうした現在の戦況が、トロントではより明確に見えていた。

KVはバンピーな路面を克服できず

KVレーシング・テクノロジー・ロータスは、トニー・カナーンによる16位が予選最高位で、EJ・ビソは18位、佐藤琢磨は19位だった。3人全員が第1セグメントでの敗退を喫したのだった。バンピーな路面への対応で彼らは苦しんでいる様子だった。アンドレッティ・オートスポートは、コンウェイがファイナルへ進出したが、マルコ・アンドレッティとダニカ・パトリックは第2セグメントに進むことさえできなかった。ライアン・ハンター-レイは予選8位だった。
ルーキーの中では、トロントが地元のジェイムス・ヒンチクリフ(ニューマン・ハース・レーシング)が13位で最上位。セバスチャン・サーベドラ(コンクェスト・レーシング)も15位に食い込む奮闘を見せていた。

以上

2011年7月11日月曜日

2011 INDYCAR レースレポート R9 ホンダ インディ トロント Race Day:フランキッティが荒れたレースを制し、パワーはリタイヤ。フランキッティのポイントリードは55点にまで拡大

Photo:INDYCAR(Jim Haines)

第9戦ホンダ インディ  トロント
2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto
ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント

コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周

Race Day 7月9日
天候:晴れ
気温:28~29℃
路面温度:39~43℃

フランキッティ、運も味方につけての今季4勝目
決勝は少し蒸し暑い天候となった。インディライツのレース中にはパラパラ雨が降ったが、インディカーのレースはスタートからゴールまで一切雨は落ちて来なかった。
完全なドライ・コンディションでのレースだったというのに、アクシデントが多発する荒れ模様のレースとなった。

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント57 R9 ホンダ インディ トロント Race Day:「荒れたレースだけに、自分たちの結果は残念なものでした。ただ1周でも多く走ってデータを集めたかったので、完走できてその狙いだけは達成できました」

第9戦ホンダ インディ トロント
2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto
ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント

コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周

Race Day 7月9日
決勝 20位完走 1時間56分51秒6416(6周遅れ)

悔やまれるレース序盤でのアクシデント

 作戦をうまく機能させ、ミスなく走り切って上位入賞を目指す。それが佐藤琢磨とKVレーシング・テクノロジー・ロータスの狙いだったはずだ。しかし、レースの序盤早々にリスタートでダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポート)の先行を許した直後、琢磨はパトリックとの接触を起こしてしまった。まだ7周目のことだった。ひとつ前のグリッドからスタートしたチームメイトのEJ・ビソ(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は、レース半ばに3位を走り、琢磨の真隣りの20番グリッドからスタートしたマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)は、ゴールまで走り切って4位という好結果を手にした。アンドレッティの4位は幸運も重なってのリザルトと見ることもできたが、琢磨は序盤のアクシデントのために、マシンを修理してレースを戦い抜いても20位にしかなれなかった。

2011 INDYCAR レースプレビュー 第9戦 ホンダ インディ トロント:決勝スタート時の装着タイヤ・リスト

決勝スタート時の装着タイヤ・リスト

1  ウィル・パワー        オルタネート
2  スコット・ディクソン     オルタネート
3  ダリオ・フランキッティ   オルタネート
4  マイク・コンウェイ      オルタネート
5  グレアム・レイホール    オルタネート
6  オリオール・セルビア    オルタネート
7  セバスチャン・ブルデイ   オルタネート
8  ライアン・ハンター-レイ   オルタネート
9  アレックス・タグリアーニ   オルタネート
10 ライアン・ブリスコー     オルタネート
11 ジャスティン・ウィルソン   オルタネート
12 エリオ・カストロネベス    オルタネート
13 ジェイムス・ヒンチクリフ   プライマリー
14 ビットール・メイラ       オルタネート
15 セバスチャン・サーベドラ  オルタネート
16 トニー・カナーン        オルタネート
17 シモーナ・デ・シルベシトロ プライマリー
18 EJ・ビソ            オルタネート
19 佐藤琢磨           プライマリー
20 マルコ・アンドレッティ    オルタネート
21 ダリオ・フランキッティ    オルタネート
22 JR・ヒルデブランド      オルタネート
23 ジェイムス・ジェイクス     オルタネート
24 ポール・トレイシー       プライマリー
25 チャーリー・キンボール    プライマリー
26 アナ・ベアトリス        プライマリー

2011年7月10日日曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント56 R9 ホンダ インディ トロント Race Day ウォームアップ:「いろいろトライしたのですが、あまりよくないですね。決勝に向けてまだよくしていかないとダメでしょう」

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
第9戦ホンダ インディ  トロント
2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto
ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント

コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周

Race Day 7月9日
ウォームアップ 1分01秒8541 22位 24周走行

天候:快晴
気温:24~25℃
路面温度:32~34℃

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント55 R9 ホンダ インディ トロント:予選 「対策はいろいろ施してきているつもりなんですけど、結果につながりませんでした。明日、ウォームアップが残されているので、もう一度データをしっかり見て別のアングルから攻めていきたいと思います」

Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
第9戦ホンダ インディ  トロント
2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto
ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント

コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周

Day2  7月9 日 
予選 総合19位 1分00秒1003 第1セグメント1グループ 10位敗退  6周走行

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント54 R9 ホンダ インディ トロント:プラクティス3「このセッションではマシンが予想してなかった動きをして、パフォーマンスをどんどん奪った。予選では、結構大幅にメスを入れるかもしれない」

プラクティス3回目を終えてピットでエンジニア、オーナーのジミー・バッサーとマシンについて話し合う佐藤琢磨。今回トライしたセッティングは思い通りの効果を発揮せず。予選に向けては大きな方向転換が行なわれる可能性も出てきた。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
第9戦ホンダ インディ トロント
2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto

ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント

コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周

Day2 7月9日
プラクティス3
気温:23〜24℃
路面温度:29〜34℃

 予選を前にしたプラクティス3回目は、朝9時からの1時間。気温が23〜24℃、路面温度29〜34℃とともに低いコンディションでの走行となったが、決勝セッティングを進めつつ、セッション後半に入ってから予選用セッティングを確認するというのが、ここでのセオリーだろう。