2011年5月21日土曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:オーバル独特のスタッガーとインディ500用のタイヤの種類と使用本数をおさらい

Photo:INDYCAR
 今年のインディ500用タイヤのスペックは、昨年のプラクティス、予選、レースへと提供されたものとまったく同一だ。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:予選(ポール・デイ&バンプ・デイ)のルール、競技の流れの要点を整理!

 予選は4周の連続走行で……という点では伝統が守られているが、他は近年アレコレと変更がなされてきている。今年のルールを箇条書きにすると……

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:琢磨の予選アタックは56番目。くじ引きで順番決定

Photo:Naoki Shigenobu
 金曜日の走行終了後、パゴダ裏のステージで予選アタックの順番を決めるくじ引きが公開で行われた。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:したたかなチーム・ペンスキー。プラクティスでしっかりとガス欠テスト

 走行6日目も夕方の4時半過ぎ、多くのチームがせっせと周回を重ねる中でウィル・パワー(チーム・ペンスキー)のマシンがスローダウン。ターン3からピットロードへと繋がる誘導路には入れたが、ほとんど止まってしまいそうなスピードとなったためにフルコースコーションが出された。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:シモーナの予選出場可否は予選日に判定

Photo:INDYCAR

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:スコット・スピードがスピード不足でギブアップ?

スコット・スピードとホー・ピン・タン
Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:アンドレッティ・オートスポーツ苦戦中。予選通過ぎりぎりラインに3選手

 今シーズンのロングビーチでマイク・コンウェイが優勝しているアンドレッティ・オートスポーツだが、レギュラー4台体制の彼らが今年もインディ500では苦戦を強いられている。予選前日の最速はマルコ・アンドレッティの15番手で、ダニカ・パトリックは22番手。ライアン・ハンター-レイとコンウェイに至っては、31番手と36番手と予選落ちの危機にある。スポット参戦のベテラン、ジョン・アンドレッティも33番手というポジションだった。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:ピッパ・マン、タイヤを追加投入。ショートプログラムからフルプログラムへスイッチ

ピッパ・マン
Photo:INDYCAR
 女性ルーキーのピッパ・マン(コンクエスト・レーシング)が、水曜の締切前にフルマンス・エントリーへの変更を届け出た。エンジンの走行マイルより、タイヤの使用本数が増えることを重視してのことだ。彼女のチームメイトはセバスチャン・サーベドラ。彼にとって今年は2回目のインディ500となるが、インディカー・シリーズは初めてのフルシーズンで、まだまだ経験豊富と呼べるレベルにはない。そういうドライバーとのコンビでもあるので、ピッパもフルマンスとしたのは賢明な判断だと思われる。予選前日、ピッパ嬢は27番手とまずまずのポジションにつけていた。サーベドラ先輩は38番手のブービー賞と苦戦中だが……。

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 32 R5 インディ500 Day7 プラクティス7「227マイル台の世界は、もう離陸しちゃうかと思うほど」

Day7 5月20日
天候:快晴
気温:23.3~28.3℃
プラクティス7 39秒6382 227.054mph(=約365.408km/h) 51周走行

 予選直前のファスト・フライデイは快晴に恵まれた。風もほとんどなかった。ほぼすべてのドライバーたちがこの日だけで一気にスピードアップ。佐藤琢磨も予選に向けてのセットアップを着実に進め、グリップを確認しながらダウンフォースを段階的に削り取って行く作業にとりかかった。そして、それは順調に進んだ模様。
 予選日は午前中にプラクティスがあり、そこで最後の調整が行われる。アタックは午前11時から始められる。

Photo:Naoki Shigenobu

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500“インディ500の記念切手が発売に”

第1回インディ500ウイナー、レイ・ハロウンのマーモン・ワスプ号がデザインされた100周年記念切手。
 インディ500の100周年記念切手が発行された。第1回のウィナー、レイ・ハラウンのドライブするマーモン・ワスプがデザインされたもの。切手に値段が書いてなく、斜線が入った「FOEVER」とあるだけ。どういう意味かと思ったら、封筒のファーストクラスとしてなら未来永劫使えますってことらしい。凄い制度がアメリカにはあるんだな。あ、斜線が入っているのは、コピーして使われるのを防止する目的らしい。販売されるものに斜線は入っていない。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500 ボーグウォーナー・ルイス・シュウィッツァー賞をホンダのリフューエリング・セイフティ・インターロック・システムが受賞  

ボーグウォーナー・ルイス・シュウィッツァー賞を受賞したのはホンダの
リフューエリング・セイフティ・インターロック・システム。
盾を持っているのがHPDテクニカル・ディレクターのロジャー・グリフィス。
右側が同システムの開発をリードしたジム・グッドロー。
Photo by Masahiko Amano/Amano e Associati

2011 INDYCARインサイド情報&ニュース R5 Day7 プラクティス7レポート:228マイル台までスピード・アップし、エリオ・カストロネベスが最速に

Day7 5月20日
プラクティス7  12:00~18:00

天候:快晴
気温:23.3~28.3℃

予選前最終のプラクティスでカストロネベスがトップタイムをマークした。
Photo:Naoki Shigenobu
予選前日、夕方の時間帯で一気にタイムアップ


いよいよ予選は明日に迫り、昨日アクシデントを起こして火傷を負ったシモーナ・デ・シルベストロ(HVMレーシング)以外の39人が好天下で6時間フルに走り回った。
インディ500では予選も大きな勝負で、「レースの中のもうひとつのレース」とも言われるほど。今日の夕方は誰もが予選シミュレーションに励んでおり、スピードが一気にアップした。 
最初に228mph(=約366.862km/h)台を出したのはエド・カーペンター(サラ・フィッシャー・レーシング)だったが、走行終了の午後6時までに彼を5人が上回り、最終的にトップに立ったのはエリオ
・カストロネベス(チーム・ペンスキー)だった。ドラフティングを多少使ってはいたが、228.611mph(=約367.835km/h)を彼は記録した。「マシンの仕上がりはレース用でも予選用でもすごくいい!」とエリオは3年連続のポールに自信アリといった感じだった。
2番手はアレックス・タグリアーニ(サム・シュミット・モータースポーツ)の228.327mph(=約367.475km/h)で、「去年からの小さな空力の変更でマシンは安定感を大きく増した。しかも、僕らはまだ速くなる可能性を残している」とこちらも自信ありげだった。
スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が228.181mph(=約367.143km/h)マイルで3番手、次がライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)の228.029mph(=約366.899km/h)だった。

ジャック・アマノのインディな1日:ライフ・イン・インディアナポリス(Part2)「長期滞在型ホテルだからエスプレッソも飲める」

キッチンには十分なアイテムが揃っているし、冷蔵庫もこれだけあれば心配ないでしょう。
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)
書き出しが似ているけど、Part1からの続き
 随分と短くなったとはいえ、インディ500は長い。今年は5月の第2木曜日にルーキーが走り出し、決勝は5月末の29日(日曜日)だから18日間だ。
 だから、ホテルはキッチンつきの長期滞在型ホテルを利用している。コインランドリーはあるし、ジムまでついている。

2011年5月20日金曜日

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:エントリーにまつわるお金の話……装備の数に応じて2段階あるエントリープログラム

長いインディ週間を完全装備で戦うか、節約するか選択が可能
 インディ500を戦う際に選択できるエンジンとタイヤの使用プログラムは2種類ある。フルマンス・エントリー(フルプログラム)と、パーシャル・エントリー(ショートプログラム)などと呼ばれている。一般的なのはフルマンスの方。例えば、フルシーズン出場をしているチームは、全員がフルマンスで戦っている。というのも、エンジンの年間リース料金がフルマンスで設定されているからだ。パーシャルはいわば倹約バージョン。参戦可能な予算を下げて、少しでも多くのチーム、ドライバーに参戦してもらいたいという考え方の表れだ。
Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 31 R5 インディ500 Day6 プラクティス6 「今日は車の土台作りから初めて、さらに一歩進んでいろいろなことが試せました。明日はロングランをやりたい」

Photo:Naoki Shigenobu 
Day6 5月19日
プラクティス6 39秒9453  225.308mph(=約362.521km/h) 66周走行


主に決勝用セッティングを試し、タイムは19番手
走行しない日が2日続いたが、木曜日になってようやくフルに1日走れる日が再びやってきた。40台が走り、佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)はその中の19番手につけた。誰がどんなプログラムをこなしているのか、どの程度まで予選を意識したセッティングとしているのかといった詳細は不明だ。最速ランナーとなったウィル・パワーは、「今日のスピードが現時点でのチームやドライバーの実力をそのまま現したものにはなっていない」と話していた。決勝用セッティングを主に行いながら、予選用セッティングも試したという琢磨陣営とすれば、19番手というのは想定より低いポジションだ。マシンの仕上がりが思うように進んでいないということなのだろうか? 

2011 INDYCAR ジャックアマノのインディな1日 R5 インディ500 ホール・オブ・フェイム訪問

 インディアナポリス・モーター・スピードウェイの16thストリートのゲートを入ると、真正面に博物館=ホール・オブ・フェイム・ミュージアムがある。ターン1とターン2の間だ。
 今年は100周年ということで歴代ウィニングカーをメインとした展示になっている。インディ500開催以前の乗用車は何台かあったが、ストックカーやスポーツカーはなかった。
 雨が降り続いたので、そのチャンスを活かして見に行ってきた。入場料は5ドル。
ホール・オブ・フェイム・ミュージアムの外観。アメリカはキャッチフレーズ好きで、「RACING CAPITAL OF THE WORLD(世界のレースの首都)」なんて大そうなことがビル右側に書いてある。
Photo:Naoki Shigenobu

ジャック・アマノのインディな1日:ライフ・イン・インディアナポリス(Part1)「この20年でレース日程も仕事の進め方も変化」

 いやぁ、随分と短くなったとはいえ、インディ500は長い。
 今年は5月の第2木曜日にルーキー・オリエンテーションで始まって、決勝は5月末の29日(日曜日)だから18日間だ。

2011 INDYCAR R5 インディ500 Day6 プラクティス6レポート:ペンスキー勢が好調、パワーが最速タイム

Day6 5月19日
プラクティス6

天候:曇り
気温:18.8〜22℃
ウィル・パワー
Photo:Naoki Shigenobu
今日は6時間のプラクティスがフルに行われ、40台がコースイン。その全員の周回数を合計すると2394周にもなった。もう予選は明後日。各チームとも積極的に走り込んだ。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース:ジミー・バッサー インタビュー「予選までの走行時間がここまで減ると、プランは練り直す必要がある」

Photo:INDYCAR(Jim Haines)
 KVレーシング・テクノロジー・ロータスの共同オーナーで、元CARTインディカー・シリーズ・チャンピオンであるジミー・バッサーは「我々のチームは、予選でのトップ9入りに楽観的だ」と彼は話している。

2011年5月19日木曜日

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:ポール・トレイシーに新スポンサー

Photo:INDYCAR(Ron McQueeny)
 ポール・トレイシー(PT)に新しいスポンサーがついた。ロックフォード・フォスゲイト(R&F)=アメリカでは有名なカーオーディオ・ブランドで、キャッチフレーズは“狂信者のためのカーオーディオ”。
今月の100周年インディ500にはドレイヤー&レインボールド・レーシングから出場するトレイシーだが、同社のロゴがインディから彼のマシンに貼られる。そして、インディ500以降のレースは再びドラゴン・レーシングからの出場となるが、R&Fはトレイシーへのサポートを続けて行く。

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース ロジャー安川インタビュー「これまでの2日間を見る限り琢磨選手はいい感じ。予選トップ9入りを目指す方針」

Photo:Naoki Shigenobu
 今年も佐藤琢磨のオーバルでの走りには、ロジャー安川という心強い味方がついている。日本語も英語もネイティブで、インディカーでの経験豊富なロジャーがスポッターを務めるのだ。5回のインディ500出場経験を持つロジャーに、今年の少し多めの雨の影響などを聞いてみた。

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:聞き覚えある名前!?のワイナリーからインディ500/100周年記念ワインが限定販売

 インディアナポリス・モータースピードウェイは、カリフォルニア州のプルーエット・ビンヤードとの共同でインディ500の100周年を記念する赤ワインを限定生産する。販売される数は、もちろん500本。果たしてコレクターズ・アイテムとして人気を博すことになるだろうか?

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント30 R5 インディ500 Day5 プラクティス5 「どんどん予選前の時間が削られてしまって、フラストレーションが溜まってしまいます」

2日目のプラクティス中止に苦笑いの琢磨。Photo:Naoki Shigenobu
Day5 5月18日 
プラクティス5 中止

走行開始以来5日目でまだ2日間しか走れず

マシンはピットに運ばれて行った。佐藤琢磨はレーシングスーツに着替え、エンジンのウォームアップ音が聞こえる中を自らのピットへと向かった。ところが、彼がKVレーシング・テクノロジーのピットに到着してから5分も経たないうちに雨が降り出した。走行5日目となるはずが、まだ琢磨陣営は2日間しか走れていない。プラクティスはいよいよ明日と明後日の2日間を残すのみとなった。土曜日は予選初日=ポールデイ、日曜が予選最終日=バンプデイである。しかも、日曜は雨との予報が出されている。

2011 INDYCAR R5 インディ500 Day5 プラクティス5レポート:走行準備が整ったところで雨。今年2回目の走行ゼロ!

Day5 5月18日
プラクティス5

天候:曇りのち雨
気温:13〜15℃
Photo:INDYCAR(Ron McQueeney)

2011年5月18日水曜日

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:今年のペースカー・ドライバーはAJ・フォイト

 100周年記念となる今年のインディ500、ペースカーをドライブするのはインディ500での最多タイ記録である通算4勝を挙げているAJ・フォイトだ。
 フォイトは史上初めて4度のインディ500優勝を成し遂げたドライバー。現在もチームオーナーとして活動している。
Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント29:R5 インディ500 Day4 プラクティス4「レースとかけ離れたコンディションで走行しても意味はない。その分、走行ラインやセットアップを掘り下げる作業を実施」

Photo:Naoki Shigenobu
DAY4 5月17日
プラクティス4 走行なし

今季もロジャー安川がスポッターを担当。「相性が良いので心強い」
 走行4日目も雨。これで2日の走行なしとなった佐藤琢磨だが、ガレージを訪れても特に焦っている様子は感じられなかった。これが2年目の余裕というものなのだろう。
 明日も決して天気予報はよくないのだが……。

ジャック・アマノのインディな1日:インディアナポリス滞在中のアメリカンな楽しみ

やっぱりアメリカといえば「ステーキとハンバーガー」!
盛りつけが豪快な感じですが、味がよければすべてヨシ
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)

2011 INDYCAR R5 インディ500 Day4 プラクティス4レポート:気温と路面温度の低さから、走行したのはアンドレッティ・オートスポーツの27号車1台のみ

マイケル・アンドレッティとマイク・コンウェイ
Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011年5月17日火曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント28:R5 インディ500 Day3 プラクティス3「すごくいい感じでプログラムを進めています。今年はエンジニアリングを含めて予選までゼロミステイクで進んで行くことを目標にしています」

DAY3 5月16日
プラクティス3 40秒4485 222.505mph(=約358.011km/h) 27位  34周走行

 プラクティス3日目は朝から青空が広がっていた。気温は低めだったが、雨の降る心配はしなくてよい1日となった。走行開始は予定通りの正午。佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は、路面のコンディションが多少向上した午後1時半に走り始めた。
 今日の琢磨は34周を走り、そのファイナルラップに自己ベストをマークした。スピードは222.505mph(=約358.011km/h)。ラップタイムは40秒4485で、今日の27番手にランクされた。チームメイトたちは、トニー・カナーンが223.033mph(=約358.860km/h)で22番手、トーマス・シェクターが221.204mph(=約355.917km/h)で33番手、EJ・ビソが221.096mph(=約355.743km/h)で34番手だった。
Photo:INDYCAR(Mike Harding)

2011 INDYCAR R5 インディ500レポート Day3 プラクティス3 本日最速はタグリアーニ。少ないラップながらガナッシ勢が今日も速さをアピール

R5 インディ500 DAY3
プラクティス3 12:00~18:00

天候:晴れ のち 曇り
気温:13~16℃
本日のトップタイムはタグリアーニ Photo:INDYCAR(Mike Harding)
プラクティスの最後にタグリアーニが最速ラップをマーク

 プラクティス3日目は、天気予報の通り、雨は降らないが寒い1日だった。
 正午から夕方6時まで、雨による中断は皆無。39台のマシンが全長2.5マイルの超高速オーバルを走り回った。

2011年5月16日月曜日

2011 INDYCAR 第5戦 プラクティス2:雨により15日の走行は中止

第5戦 第95回インディアナポリス500マイルレース
Round 5 Indianapolis 500 mile Race

Indianapolis Motor Speedway
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
インディアナ州 インディアナポリス
全長:2.5マイル(=約4.023km)×200周
コースタイプ:オーバル

Practice 2 5月15日
天候:雨

Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011年5月15日日曜日

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:スポット参戦選手を紹介part1

インディ500は33台が出場できる……というか、33台で戦われるレースとされている。
インディ500にはスポット参戦をしてくるドライバーが多い。それは注目度が格段に高く、スポンサーを獲得し易いからだ。賞金の高さもスポット参戦をする者にとって大きな魅力だ。では、前回『2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500 「今年は8人が予選落ちの41台がエントリー。スポット参戦選手をチェック」』で紹介し切れなかったスポット参戦ドライバーたちの話を。
ジョン・アンドレッティ
Photo:INDYCAR(Chris Jones)

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:スポット参戦選手を紹介part2「4人目の女性ドライバーはインディアナポリスのライツでPP獲得」

『スポット参戦選手を紹介part1』からの続き

バートラン・バゲットに逃げられた感のあるコンクエスト・レーシングだが、イギリス出身の女性ルーキー、インディライツ出身のピッパ・マンというユニークな名前のドライバーを今年のインディ500では起用する。彼女は去年のインディライツ戦@インディアナポリスでポールポジションを獲得している。残念なのは、チームメイトがサーベドラという点。できれば経験豊富なベテランに情報や教えを請える体制で戦いたかったところだ。サーベドラとしてもベテランを相棒に迎えたかったところだろう。

2011 INDYCAR 第5戦 プラクティス1 レポート:チップ・ガナッシ勢が少ない走行であっさりと上位タイムをマーク

第5戦 第95回インディアナポリス500マイルレース
Round 5 Indianapolis 500 mile Race

Indianapolis Motor Speedway
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
インディアナ州 インディアナポリス
全長:2.5マイル(=約4.023km)×200周
コースタイプ:オーバル

Practice 1 5月14日
天候:晴れのち雨
気温:20〜25℃
路面温度:最高35度

 走行初日に走ったのは32台だった。今年のインディには41組のコンビネーション(ドライバーとマシン)がエントリーしていて、ドライバー未定なのはサラ・フィッシャー・レーシングのカーナンバー57だけなので、初日には40台が走っても不思議はなかった。

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント27:R5インディ500 Day1 プラクティス1・「トーマスとはイギリス時代からの付き合い。また一緒に走れるのは凄く嬉しい」

第5戦 第95回インディアナポリス500マイルレース
Round 5 Indianapolis 500 mile Race

Indianapolis Motor Speedway
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
インディアナ州 インディアナポリス
全長:2.5マイル(=約4.023km)×200周
コースタイプ:オーバル

Practice 1 5月14日
プラクティス1 20位 40秒7455 合計23周走行
天候:晴れのち雨
気温:20〜25℃
路面温度:最高35度
インディ500はKVレーシングの一員として戦うトーマス・シェクター
Photo:INDYCAR(Bret Kelley)
 100周年を迎えるインディ500は、木曜にルーキー・オリエンテーションが行われ、今日から公式プラクティスが始まった。

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500 「今年は8人が予選落ちの41台がエントリー。スポット参戦選手をチェック」

 インディ500/100周年大会。……大会ってのもなぁ。インディ500/スピードウェイ設立100周年レースでどうだ? 長過ぎか? やっぱり、一番シンプルでシックリ来るのは第95回インディ500だ。そのエントリーリスト、近年になって随分と伝統をかなぐり捨てちゃってるインディ500だが、相変わらずエントリーはドライバーでではなく、クルマで行っている。
ポール・トレイシー
Photo:INDYCAR(Bret Kelley)

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500 フォトリポートその2「初代インディ500優勝メーカー」

 5月29日のインディ500決勝に向けて各種イベント、走行がスタートした。5月14日は当初予定の12時(日本時間15日2時)から15分ほど遅れてプラクティス1が開始。
第1回インディ500を優勝した車両はマーモン・ワスプ。ドライバーはレイ・ハロウン。そのマーモンの乗用車がこちら。マーモンはインディアナポリスを本拠地としていた自動車メーカーで1902年創業、1933年まで続いた。(先ほどまでキャプションに誤りがありました。修正の上、再掲載を行っています)
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500 「100周年記念大会のインディ500、5年後も100回記念で祝える理由は?」

本年度のインディ500大会ロゴ。「500」「100」という数字が目立つデザイン
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500 フォトリポートその1「インディ500開幕」

 5月29日のインディ500決勝に向けて各種イベント、走行がスタートした。5月14日は当初予定の12時(日本時間15日2時)から15分ほど遅れてプラクティス1が開始。
クラシックカーの展示イベント
Photo:Masahiko Amano(Amano e Associati)