Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
トニー・カナーン:ありがとう。セッティングは同じだよ。僕らふたりのマシンには大きな差もないと思う。ほんの小さな差はもちろん存在するよ。それは他のどのマシンに対しても同じことが言える。どのチームにおいても個体差は存在する。そして、時としてそういう小さな差が大きな違いになって現れて来ることがあるってことなんだ、インディーカーの世界では。今日の場合だと、彼が2番目とか非常に早いタイミングでのアタックだったのに対して、僕はまったく逆に後ろから2番目のアタックだっただろう? この違いが天候にもたらした影響はとても大きかったはずさ。セッティングがまったく同じマシンでも大きな差になってしまう。そういうことは起こり得る。つまり、今日のことは単純に運に左右されているということだと思う。
――では、決勝用セッティングは、琢磨と同じになると見てるのかな?
カナーン:うん。まったく同じになるだろうね。間違いないと思うよ。チームは僕らドライバーたち完全にイコールのマシンを用意し、まったく同じ機会を与えてくれている。
――ケンタッキーでは悲惨な状況だったのに、ラスベガスではポールポジションだ。
カナーン:ケンタッキーのレースの後、チームはワークショップでマシンを組み直した。入念にね。それで状況が一転した。ラスベガスに来て見ると、僕らのマシンは走り出しからとても速かった。予選までの速さはエンジニアたちが頑張ってっくれたから実現できたものでもある。レースではドライバーのインプットが重要になってくる。そこで力を発揮しないと。
――チームに今季初勝利、チャンプカー・シリーズ以来の勝利をもたらすことができそうかな?
カナーン:最終戦でやっとポールポジションをチームにもたらすことができた。これで明後日、優勝できたら最高なんだけど。全力を尽くすよ。
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