現行シャシー最後の一戦に34台
いやー、ホントにホントだったんですね、ラスベガスのエントリー数。インディー500より1台多い34台がスピードウェイに揃ってます。
ラスベガスは今年の最終戦で、これが終わればもう現行シャシーは御役御免。来年からは全面的にニューシャシー(やっぱりbyダラーラ)になるのでね。史上最長の9年間という現役時代を過ごし、これからはショーカーとして活躍を続けるワケだ。あ、念のために書いとくと、今回来ている34台、全部ダラーラです。
現行ダラーラは、もうクラッシュしたっていい。マシンの保険は不要だぁ……などなどあって、出場に必要な金額がこれまでより下がったってコトなんだろね。しかし、レギュラーが26台として、プラス8台だから。すごい増え方。賑やかさは倍増ってカンジになってる。では、カーナンバー順にノンレギュラーを紹介していこう。
8号車
ポール・トレイシー。ドラゴン・レーシングからのエントリー。カナダ出身のスター、これがキャリア最後のオープンホイールレースになるのか……。
11号車デイビー・ハミルトン。ドレイヤー&レインボールド・レーシングから。スーパー・モディファイド出身のベテラン、頑張るよねぇ。まだ来年のインディー500にも出場して来そうなカンジだ。
15号車ジェイ・ハワード。イギリス人。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから=インディー500と同じ体制。
17号車ウェイド・カニンガム。ニュー・ジーランド人。サム・シュミット・モータースポーツから。テキサス、ケンタッキーに続いて、今年3戦目=全部1.5マイルオーバルだ。
19号車アレックス・ロイド。イギリス人。デイル・コイン・レーシングからオーバルのみ、ずーっと出場してきている。今年8戦目。
22号車タウンゼント・ベル。ジャスティン・ウィルソンの代役=ケンタッキーに続く2戦目。インディー500にはサム・シュミット・モータースポーツから出ていた。
30号車
ピッパ・マン。イギリス人。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから3戦目のエントリーとなる女性ドライバー。ただし、1戦目だったニュー・ハンプシャー・モーター・スピードウェイはプラクティス中のアクシデントで負傷して決勝に出走していない。レイホールで走る前にコンクェスト・レーシングでインディー500に参戦し、見事予選通過してインディーカー・デビュー。彼女の出場によって、今回も女性ドライバーは4人。他の3人はダニカ・パトリック、シモーナ・デ・シルベシトロ、アナ・ベアトリス。
34号車
セバスチャン・サーベドラ。もてぎ、ケンタッキーは資金ショートで出場できなかったコロンビアンだったが、最終戦に戻って来た。
44号車
バディ・ライス。パンサー・レーシングから今年3戦目(インディー500、ケンタッキーに出場)。インディー500優勝経験があるのにレギュラー・シートなし。
57号車トーマス・シェクター。南アフリカ人。なんと、今回は初めてサラ・フィッシャー・レーシングからの出場。この人、いったいキャリア何チーム目からのインディーカー・レース出場になるのか……。
67号車エド・カーペンター。ケンタッキー・ウィナー! 今年11戦目。サラ・フィッシャー・レーシングから。
77号車ダン・ウェルドン。イギリス人……・て、今回のノン・レギュラーに多いねぇ、イギリス勢。4人もいる! サム・シュミット・モータースポーツからは2戦目の出場=ケンタッキーに次いで。インディー500にはブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ/アガジェニアンから出場して優勝!! つまり今年3戦目で、今回勝てばシリーズから5ミリオン・ダラーというビッグな賞金(半分はラッキーなファンが手にする)獲得を賭けての挑戦。
98号車アレックス・タグリアーニ。カナダ人。ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ/アガジェニアン/サム・シュミット・モータースポーツ。ケンタッキーを休んだけれど、最終戦に復活。ウェルドンとチームをスワップしたカタチ。来年も乗れるのか心配……・。
06号車ジェイムス・ヒンチクリフ。カナダ人。カナダ人は、いつもこんぐらいは出場してて欲しいって3人になってる。開幕戦に出なかったのでノン・レギュラー扱い。ニューマン・ハース・レーシングから。1戦出てないけどルーキー・オブ・ザ・イヤー・レースでトップを走っている。
上記でインディカー・レース(CARTシリーズ、チャンプカー・シリーズ含む)優勝経験者は、トレイシー、ライス、シェクター、カーペンター、ウェルドン。みんなオーバルで勝ったコトあり。
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