2011年10月17日月曜日

2011 INDYCAR レースプレビュー R17 ラスベガス:大量34台がエントリー、新しいスポンサーも登場。琢磨車にはベガスの有名ホテルがスポンサード

INDYCAR.com
 いよいよ、最終戦の決勝、このダラーラも見納めですねぇ。現役が9年間も続いた前代未聞の長寿レーシングマシン。コクピット前の盛り上がり、プルロッドのフロントサスペンションが特徴的なマシンでした。ライバルのGフォース=パノスを完全に駆逐する性能があったことで、シリーズの思惑は外れてシャシーがワンメイクになってしまいました。来年からはもっとスリックなダラーラに変わります。


3 エリオ・カストロネベス:最終戦はガイド・ポイント・システムズがメインスポンサー。ウィル・パワーのベライゾン号とほぼ同じカラーリングだが、エリオのマシンはウィングが赤い。

4 JR・ヒルデブランド:ケンタッキーに続いてピンクの迷彩カラー。

5 佐藤琢磨:サイドポッドにラスベガスのメジャーホテル&カジノの=MGMグランドのライオンのマークが。ウィズ・ユー・ジャパンのロはエンジンカウルに。

6 ライアン・ブリスコー:最終戦はシリーズのタイトル・スポンサーで、レースの冠スポンサーもつとめるアイゾッドのカラーリング。サイドポッドが赤いので、チームメイト2台とは印象が随分異なる。

8 ポール・トレイシー:黒に黄色へとカラーリング変更して来た。メインは合金ホイールのモテギ・レーシングで、サブに新登場=エナジー・ドリンクのアーマ・エナジーがついた。

11 デイビー・ハミルトン:インディ500と同じく、hp=ヒューレット・パッカードがスポンサー。

15 ジェイ・ハワード:グレアム・レイホールと同じサービス・セントラルがインディの時と同じくスポンサーを務める。違うチームなのにまったく同じコンセプトのカラーリングなのは面白いところ。見分け方は、ハワードのノーズが青で、リヤウィングが赤。レイホールはこの逆。

17 ウェイド・カニンガム:AFS/サム・シュミット・モータースポーツは最後まで赤と黄色のカラーリングをキープした。

22 タウンゼント・ベル:ダッズ・ルートビアが最終戦のメインスポンサー。全身ブルーに黄色メインのロゴで目立ち℃高し。

26 ドクター・ペッパー10がメインスポンサーとなる初めてのカラーリングで登場。グレーとパープルというレーシングマシンとしては斬新な、賛否が分かれそうなペイント・ジョブ。

27 マイク・コンウェイ: グライム・ボスってハンド・クリーナーがアンドレッティ・オートスポーツの最新のスポンサー。トレイシー号と似てしまったが、コンウェイのマシンはエンジンカウルのトップなど、黄色い面積が多目。

30 ピッパ・マン:最終戦もサイドポッドを飾るスポンサーはなしで、白いボディに赤いウィングとシンプルなカラーリング。赤/黄色/青は。いかにもラテン・アメリカンなコロンビアのナショナル・カラー。

34 セバスチャン・サーベドラ:2戦欠場したが、その前と同じく出身地ボゴタでのサッカー・ワールドカップ(U-20)のロゴがサイドポッドに。

44 バディ・ライス:ケンタッキーと同じ。マスターズで優勝したことのあるゴルファー=ファジーのウォッカ・ブランドとスリクソン(ゴルフ用品)がスポンサー。

57 トーマス・シェクター:アンジーズ・リストという新しいインターネット・サイトがメインスポンサー。さまざまな商品のユーザーの評価を会員だけが見ることができる。緑と白のカラーリングはイメージがシモーナ・デ・シルベシトロ車と似てしまったところが少々残念な気もする。シェクター車はウィングに黄色を配しているが……。

77 ダン・ウェルドン:バウアーズ&ウィルキンス(オーディオ)がメインで、ウイリアムズ・ラスト(ジーンズ)がサブ。

98 アレックス・タグリアーニ:ウイリアムズ・ラストがメインで、バウアーズ&ウィルキンスがサブと、ウェルドンの逆パターン。インディ500優勝時よりも黒い面積が増えて力強い印象になっている。

INDYCAR公式サイトでは、各レースごとの出場車両のカラーリングガイド「スポッター・ガイド」を掲載、ラスベガス戦のカラーリングは下記アドレスから閲覧が可能(PDFファイル)。
http://www.indycar.com:8080/var/assets/VegasSpotter1.pdf

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