Photo:INDYCAR(Bret Kelly) |
IZOD INDYCAR World Championships at Las Vegas
ラスベガス・モータースピードウェイ
ネバダ州ラスベガス
全長:1.5マイル(=約3.218km)×200周
天候:快晴
気温:25〜30℃
路面温度:28〜45℃
Day1 プラクティス1
17位 25秒0424 47周走行
第16戦ケンタッキー、佐藤琢磨とKVレーシングテクノロジー・ロータスはスピード不足に悩まされた。最終戦の行われるラスベガスは、より高速の1.5マイルオーバル。KVレーシングテクノロジーは何か新しい発見をしなければライバル勢と戦うことができない。彼らは果たして、どんな秘策を今回持ち込んだのだろうか?
走行初日の今日、トニー・カナーンが12番手で、佐藤琢磨は17番手だった。EJ・ビソはオイル漏れがあって17周しか走れない不運に見舞われ、32番手だった。今回は34台がエントリーしているのだ。
集団走行でのハンドリングは悪くない。それが琢磨たちの持った印象のようだ。しかし、パックの先頭を引っ張るだけのスピードはまだ今の彼らにはない。セッティングのさらなる向上が求められる状況だ。
しかし、滑り出しは決して悪くない。明日のプラクティス、そして予選でもう1ステップ上に上がりたい。それが叶えば、トップ集団でのバトルへと加わって行くことができるはずだ。
Jack AMANO(以下——)ラスベガスのコースの印象は?
佐藤琢磨:もの凄いハイバンクですね。ハイバンクはテキサスみたいなんだけど、コーナーのRはシカゴみたいに緩いので、かなり集団のままのレースが続くんじゃないかな? 今走っていた感じでも、誰も逃げられないし、ウーン、結構サイド・バイ・サイドで、3ワイドのままでも行けちゃう感じです。
——ピットから見ていると、コース幅が狭いように感ずるんですが、どうでしょう?
佐藤琢磨:そんなに気にはならなかったかなぁ?
——見えている角度によるものなんですかね?
佐藤琢磨:そうですね。結構凄いですよ、バンクは。で、バックストレートとかもバンクがついたままなので、クルマが最後に嫌な動きをするとかはない。非常にそういう意味では安定してます。
——バンプはありますか?
佐藤琢磨:バンプもちょっと、ターン2の辺りにありますけど、大丈夫です。
——ケンタッキーとかと比べると、かなりスムーズですか?
佐藤琢磨:はい。
——今日走っての、クルマのフィーリング、仕上がり具合はどうですか?
佐藤琢磨:もう単独だと、本当にもうできることが少ないんですけど、まぁ、パックの中でどれぐらいダウンフォースを削ぎ落として走れるかっていうところを色々やってたんですけど。そんなに悪くないですね。ただ、ケンタッキーから凄くスピードが伸び悩んでいる傾向っていうのは、ここでもそんなに改善されてないみたいなので、もうちょっとやらないと単独でのスピードはある意味、苦しい。
——47周を走りましたが、プログラムのこなし具合はどうですか?
佐藤琢磨:少しプログラムは短くなってしまったんですけど、でも、一番やりたかったことは、とりあえず見れたので、この後、3台のデータを照らし合わせてセッティングを進めます。
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