Photo:INDYCAR(Shawn Gritzmacher) |
4周目のターン1進入でブレーキが一切効かなかった。まだスピードアップをしていないエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)の右リヤタイヤにカナーンは乗り上げ、タイヤバリアへ突っ込んで行った。幸いにもカナーンは無事だった。
このアクシデントの処理に時間がかかった上、走行再開後にアナ・ベアトリス(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)ら3台のアクシデントが発生。そのままセッション終了となった。
最速タイムはシモーナ・デ・シルベストロ(HVMレーシング)による1分24秒0676で、2番手はダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポーツ)の1分25秒1063。女性ドライバーの1-2だった。彼女たちは4周を走り、その3周目にベストを出した。
一番多く走ったマイク・コンウェイ(アンドレッティ・オートスポーツ)でも5周。一番少なかったのはグレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)の2周だった。
これではセッションを行わなかったも同然だが、インディーカーは走行時間の延長を行わなかった。この判断には大きな疑問符をつけざるを得ない。決勝用セッティングの確認、二種類あるタイヤの評価など、30分間でも短いと考えられているのがウォームアップなのだ。
なお、カナーンは決勝にEJ・ビソのバックアップ・カーを使って出場することとなるようだ。
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