幸運にも、今回のツアーは食生活に恵まれてます。 Photo:Naoki Shigenobu |
クリーブランドのすぐ南のアクロンは、アメリカのゴム産業の首都的存在で、以前はファイストンやグッドイヤーをはじめとしてアメリカのタイヤメーカーのほとんどが本拠地にしていた。ファイアストンがテネシー州ナッシュビルに本部を移転したなどもあって、一時は町全体が斜陽感に包まれてたけれど、この数年のアメリカってバブルっぽかったから、盛り返した感じも漂っている。
レースウイークエンド中は、アクロンの西のメダイナって小さな町に泊まっていて、ダウンタウンのど真ん中にある中華料理屋で晩飯を2日連続で食べた。「House of Hunan」てどこにでもありそうな名前の店では、中華、タイ、ベトナムなどのアジアン料理を出していて、寿司カウンターまであった。我々は日本食はオーダーせず、最初の晩は中華、次の晩はタイ系の料理を注文。自家製餃子など、どれも旨かった。
その餃子は「Pot Sticker」なんて俗称がある。鍋にくっついちゃうってな意味。これが漢字のメニューだと、「鍋貼」って書かれてるケースもある。英単語が中国語に逆翻訳されたんだろか? それとも、中国に元々からそうい言葉があんのか?? メインもチョイと創作料理っぽくアレンジされてて良かった。ワインは最初の晩にジンファンデルをチョイス。これがアタリで次の晩も1杯オーダーした。ジンファンデルは知名度の低いブドウの品種なので、お値段お安めでオイシイのが結構ある。
今回のツアーはカメラマン氏と一緒で、運の良いことに食生活に恵まれ続けている。週明けはタイ料理で、翌日は友人宅で焼いたステーキ。その次は地元オハイオ産のビーフやミルク、コーンなどを出す“バーガー・バー”(そんなカテゴリーがあるのか、この店の造語なのか……)で、今のところハズレは皆無。この調子で今週末のニュー・ハンプシャー戦終了まで行きたいものだ。
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