サム・シュミット・モータースポーツから今回ミド-オハイオにスポット参戦した マーティン・プロウマン。来年のサム・シュミット2台体制のドライバー候補の一人だ。 Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
先週のレポートでAFSレーシング復活に関して、「サム・シュミット・モータースポーツとのジョイント体制」と書いたけれど、訂正します。ミド‐オハイオでのホンダ・インディ200のエントリー・リストでの17号車は、AFS/サム・シュミット・モータースポーツというエントリー名になってましたが、このチームはサム・シュミット・モータースポーツと捉えるべきと判明したからです。
ピットエクィップメントなどAFSから供出してもらうことでレースに参加できている彼らは、来年ホンダエンジンの供給を受けることがすでに決定している。そして、2カーでのフルシーズンエントリーを行う計画なのだ。 「2カーで戦いたい。アレックス・タグリアーニはチームメイトがいる方がパフォーマンスもいい。ベテランである彼と、若い将来有望な若手というコンビネーションが理想かもしれない」とチームオーナーのサム・シュミットはミド‐オハイオで話していた。そして、チームマネジャーのロブ・エドワーズは、「昨シーズン終了後から僕らは2カー体制実現を模索してきた。それがようやく実現しようとしてる」と説明した。
「来年も77号車ではタグリアーニを走らせるつもり」と語ったシュミットだが、まだ2台目のドライバーについては決定していない。今年の彼らは、インディ500ではタウンゼント・ベルを走らせ、テキサスではウェイド・カニンガムを乗せた。そして、ミド‐オハイオではマーティン・プロウマンを起用した。残りのシーズン、プロウマンはインフィニオンとボルティモアに出場。ケンタッキーとラス・ベガスにはカニンガムがエントリーする。第12戦ニュー・ハンプシャーと、ツインリンクもてぎでのインディ ジャパン ザ・ファイナル以外は2カーで戦うのである。今年のうちに彼らのインディーカーに乗るドライバーたちが来年のシートをつかむ候補者であることは間違いないが、サム・シュミット・モータースポーツといえば最強のインディライツ・チーム。現在、彼らのインディライツチームで活躍しているジョセフ・ニューガーデン、エステバン・グエリエリらにも可能性はあるわけだ。
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