進境著しいサム・シュミットモータースポーツが2012年、ホンダエンジンを確保 Photo:Naoki Shigenobu |
アメリカン・ホンダとホンダ・パフォーマンス・デベロプメント社(HPD)は、8月5日、来年からサム・シュミット・モータースポーツに2.2リッターV6ターボエンジンの供給を行なうと発表した。チップ・ガナッシ・レーシング、AJ・フォイト・レーシングに続く3番目のホンダ・チームが決定したのである。
ファスト・レーシングを買い取ったサム・シュミット・モータースポーツは、ファストで走っていたアレックス・タグリアーニをそのままドライバーとして起用してフルシーズンエントリーさせ、インディ500などのレースでタウンゼント・ベルやウェイド・カニンガムも走らせて来た。インディ500ではブライアン・ハータ・オートスポート、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと提携し、今週のミド‐オハイオからはAFSレーシングとのジョイント体制でイギリス人ルーキーのマーティン・プロウマンを走らせている。
サム・シュミット・モータースポーツはインディ500のポールウィナーで、続くテキサスでも彼らは予選最速だった。まだ初勝利を挙げてはいないが、伸びしろが期待できるチームなのだ。
さぁ、3チーム目は明らかになった。しかし、今の時点ではホンダユーザーマシンが何台になるのかがわかっていない。ガナッシは来年も4台をフルエントリーさせる可能性が高い。AJ・フォイト・レーシングは2台体制を目指しているが、1台の可能性が現時点では高い。そしてシュミットだが、彼らは2台をレギュラーとして走らせることになる可能性が高い。
0 件のコメント:
コメントを投稿