Photo:INDYCAR |
先週18日にインフィネオン・レースウェイで行なわれたプライベート・テスト(しかし20台もが参加)でのラップタイムを入手した。このデータはインディーカーの公式計時ではなく、マシンに搭載されているホンダ製ECUからのデータによるものである。
午前、午後で路面コンディションも違っているので、別々に表示してある。
午前のとっぷはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、2番手はEJ・ビソ(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)。1分20秒を切ったのはこの二人だけだった。
午後にもパワーとビソは79秒台をマーク。ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングの二人、ダリオ・フランキッティとスコット・ディクソンも79秒台へと突入し、ニュー・ハンプシャー・モーター・スピードウェイでかったばかりのライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)も1分20秒を切ってきた。そして驚きは、今週インディーカー・デビューする予定のジョルジョ・パンターノが79秒79という好タイムをマークしたところだ。
佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は午前中のベストが80秒30で5番手、午後はわずかに良くなって80秒21だった。ビソとは当然異なるセッティングをトライしていたと思われる。ビソがトップ5に入るタイムを出していたことから、KVレーシング・テクノロジーの得られたデータはまずまず良いものだったと考えることができるだろう。
なお、インディー500出場を果たせずインディーカー・デビューをし損ねていたホー・ピン・タン(ドラゴン・レーシング)は、午前中が1分22秒11、午後が1分21秒04とエントリー20台の中では最も遅かったが、今週末のカリフォルニア州ソノマでのレースに出場の予定だ。
*07号車については不明。
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