Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
Indy Grand Prix of Sonoma
Infineon Raceway
インフィネオン・レースウェイ
カリフォルニア州ソノマ
コースタイプ:ロード
全長:2.303マイル(=約3.706km)×75周
Day2 8月27日
プラクティス2 1分19秒8996 17位 24周走行
23番手だったプラクティス1回目から一晩明けた予選日、午前中のプラクティスで佐藤琢磨(KVレーシングテクノロジー・ロータス)は17番手につけた。昨日のベストは1分20秒9204だったが、今日はそれを1分19秒8996にまで縮めて見せた。
プラクティス2回のトップタイムを比較(同じブラックタイヤ装着でのダリオ・フランキッティをサンプルとしてピック)すると、コンマ4秒ほどのアップがなされていた。琢磨は昨日よりも1秒プラスαのタイム短縮を果たしており、マシンのセットアップ向上を果たしたことが見て取れた。トニー・カナーンは昨日が22番手で今日は23番手と苦境から抜け出せていない。EJ・ビソは昨日も今日もプラクティスの順位は15番手だった。
Jack AMANO(以下——)ちょうどタイムを出せそうなタイミングでイエローが出たようでしたね?
佐藤琢磨:まぁそうでしたね。最後はニュータイヤだったんですけども、トラフィックが確かに結構あったので完全なクリアラップではなかったですね。まぁ、昨日よりはちょっと改善されてきた感じはしてます。
——どの辺が良くなったんでしょう?
佐藤琢磨:バランスが改善されたのと、グリップ感も多少出てきてました。
——予選に向けて、さらにマシンを良くする方策は?
佐藤琢磨:レッドタイヤとブラックタイヤの差が今回は結構大きそうなので、今のセッションでは何人かがレッドを履いて、かなり大きなジャンプアップを果たしていましたね。レッド装着ではクルマのバランスは大きく変わると思う。だから、そういう意味では、予選用のトリムを施して、それがうまく働いてくれることを祈るしかないですね。まぁ、自分たちとしては、今のプラクティスで少なくともレース用のセットアップのパフォーマンスとしては現状である程度方向性が見えたので、あとは予選だと思います。
——今回のレッドタイヤは初お目見えのスペックですから、その性能や特性を推測して予選に臨まなければなりませんね?
佐藤琢磨:はい。今のプラクティスで見た限りではコンマ8秒ぐらいのジャンプアップが見込めるようなので、大きく違うと思います。
——では、予選だけではなく、レース用セッティングについてもレッドに合わせるというか、ブラックと両方のタイヤの性能をできる限り引き出せるものというのは実現が難しいですね?
佐藤琢磨:そうですね。ブラックタイヤの持ちが思ったほど良くないので、レッドでこれだけ速くなって、どれぐらい持つのかっていうのは凄く興味深い。予選では持ちの部分はわからないですど、明日のウォームアップでその辺りは試すつもりです。
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