Photo:INDYCAR(Bret Kelley) |
2011 IZOD INDYCAR SERIES R12 MoveThatBlock.com Indy 225
ニュー・ハンプシャー・モーター・スピードウェイ
ニュー・ハンプシャー州ラウドン
コースタイプ:オーバル
全長:1マイル(=約1.609km)×225周
天候:晴れ
気温:21〜22℃
路面温度:30〜32℃
Day1 8月13日
プラクティス1 5位 21秒8013 73周走行
Jack AMANO(以下——)木曜日のテスト、5時間半もの時間がありましたね?
佐藤琢磨:木曜はオープンテストなので、レースウイークエンドは今日からってことですよね。だから、今日のセッション数や走行時間だけを見れば、いつもの週末と変わらないんですよね。このパターンは、今年のミルウォーキーの時も一緒でしたよね。ただ、あの時はテストの日は風がとても強くて、50周ぐらいしかできなかった。今回は160周ぐらいと、結構走れて、色々なことをトライできたので、あのー、凄く良かったですね。
——このコースの印象は?
佐藤琢磨:凄く難しい。全開で1周を走れないですから。そこら辺の、合わせて行く感じが大分違う。フィーリングも違う。
——ミルウォーキーとアイオワと比べると?
佐藤琢磨:多分、1マイルの中で一番難しい。
——そうですか。それは、どういう点で?
佐藤琢磨:アイオワはコーナーのRも緩いし、バンクもあるので、本当のオーバルって感じですよね。ミルウォーキーは、フラットだけれども、最終的にはコーナーのRが緩いので、予選ではほぼ全開のまま、予選だけは行ける。でも、ここではまだ(全開走行って)できてないんですよ。ていうのは、ストレートの長い分Rが随分とキツくて、バンクはついてるけど、プログレッシブ・バンクっていって2〜7°と、コースの外側に行くほど傾斜がきつくなってってるんです。それに、ファースト・レーンではバンクの差が大きくつけられてるので、(アクセルを)踏むと凄くバランスが崩れちゃう。だからスピンも結構多いじゃないですか? やっぱり、一番難しいかもしれない。
——予選では一番低いところより少し上のラインを走るってこととなるんでしょうか?
佐藤琢磨:そうですね。それよりちょっと上を走るとグリップ感がない。ラインは1本しかないので、オーバーテイクも凄く難しいし、なんか難易度高いですね。
——ホンダがアメリカでの初優勝をした95年には、ダウンシフトをオーバルで使った、当時としては非常に珍しい予選、そしてレースになったんですが、その時とコーナーのバンクが変わっている現在、現行のインディーカーで走る場合でもダウンシフトは必要ですか?
佐藤琢磨:もちろん、レースでは確実に使うでしょうね。ミルウォーキーでもそうでしたからね。
——予選では?
佐藤琢磨:いや、予選では使わないと思いますよ。
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