Photo:Naoki Shigenobu |
2011 IZOD INDYCAR SERIES R11 Honda Indy 200 at Mid Ohio
ミド‐オハイオ・スポーツカー・コース
オハイオ州レキシントン
コースタイプ:ロードコース
全長:2.258マイル(=約3.633km)×85周
Day2 8月6日
プラクティス2 3位 1分08秒8747 29周走行
快晴に恵まれた走行2日目、プラクティス2回目は午前9時半から始まった。エントリー27台に与えられる時間は1時間だ。
昨日ほとんど走れていない佐藤琢磨(KVレーシングテクノロジー・ロータス)は、この重要なセッションで着々とスピードアップを果たした。路面コンディションが今ひとつだった序盤はピットで待機。最初の5周で1分11秒台に入り、ピットインしてセッティング調整をした後には1分9秒台へ。そして、ジャスティン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)のアクシデントで出されたフルコースコーションでニュータイヤを装着。チェッカーフラッグでセッション終了となる間際に1分8秒8747をマークし、3番手となった。トップはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)の1分8秒8057で、琢磨との差は僅かに0.0690秒。2番手は1分8秒8355がべストだったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。彼と琢磨の差はないに等しい0.0392秒だった。
Jack AMANO(以下——)最後にいいラップがでましたね?
佐藤琢磨:そうですね。でも、まだちょっとバランスに色々と問題を抱えてます。
——3番手につけました。トップだったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)とも0.06秒の僅差でしたが、まだ気に入らないところがある! それはどういう点なんでしょう?
佐藤琢磨:まぁ、クルマがコーナーごとに安定しない。挙動が決まってこないので、コーナーごとに違うクルマを運転しているような感じなんです。
——去年ここで予選3位になった時と、フィーリングはかなり違うのですか?
佐藤琢磨:去年とはタイヤが違って、フィーリングは大分違いますね。それと、これでレッドタイヤを着けたら、大分変わると思うので、まぁ、その辺り、ある程度予想でしかないですけど、少なくともこのセッションで、3台のマシンを使って得られたデータをうまく照らし合わせて、もうちょっとマシンを良くしたいですね。
——今のセッションはまだ午前中なので涼し目で、予選までには気温、路面温度ともに上がりそうです。
佐藤琢磨:そうですね。それと、このサポートレースで使われているタイヤラバーが全然インディーカーのものとは違うので、走り出しがひどい状態なので、そこら辺をどう攻略するかが鍵になるかもしれない。
——最初のセッションが意外と難しいものになると考えられるんですね?
佐藤琢磨:はい。そうなると思います。
はじめまして(^ ^)
返信削除ジャックさんの連載、楽しく拝見させていただいています。
琢磨さんとの距離がより近くに感じて嬉しいです。
是非、表彰台を獲得してもらって来年には鈴鹿でインディを見たい(もてぎは遠い> <) 鈴鹿でインディー開催を懇願(^ ^)
鈴鹿なら、お客さん一杯来ると思うんですぅ(希望)
鈴鹿なら、お客さん一杯来ると思うんですぅ(予測、、、)
コウ さん、コメント、ありがとうございます。全セッションのコメントを読んでいると、レーシングドライバーのセッティングの進め方、考え方がよくわかって、自分もレースに参加している気分になれると思います。
返信削除鈴鹿でインディーカーっていうのも面白そうですね。来年からはエンジン戦国時代になるし、日本でも見られるようになることに期待したいですね。その前に、琢磨選手の優勝が見たいですね!(更新係)