ハンター‐レイをはじめ、危険なドライビングの常習ドライバーに対して ついにINDYCARは重大なペナルティが課すことに Photo:INDYCAR |
見直したわぁ、インディカー。8月2日に発表されたよ、ドライバーたちに対するペナルティが。マイク・コンウェイ、ライアン・ハンター-レイ、アレックス・タグリアーニの3人は、今年いっぱい監視下に置かれることになった。当ウェブサイトの主張が全面的に認められた感じで、非常にうれしい。
エドモントンでのアクシデントだけじゃなく、今シーズンのこれまでの彼らの行動も考慮した、とインディカーは言っている。トロントとかもチェックした結果、という意味だ。
コンウェイは、トロントでライアン・ブリスコーを、エドモントンではオリオール・セルビアを突き飛ばした。
ハンター-レイは、バーバーでブリスコーに、エドモントンでは佐藤琢磨にぶつけた。
タグリアーニは、トロントでウィル・パワーに、グレアム・レイホールにはエドモントンでヒットした……とインディカーは発表。
ハンター-レイのトロントでのレイホールをスピンさせアクシデントに関して言及されてないのが少々不満なのと、ブリスコーがトロントでトニー・カナーンを吹っ飛ばした件も含まれて良かった気がする。……が、まぁ彼は2回被害者の立場になっている(上記)から、温情がかけられたのかもしれない。そういう問題でもない気はするが。
EJ・ビソはペナルティの対象にならなかった。エドモントンでのアレは悪質なアクシデントではなかったと認められたワケだ。佐藤琢磨がトロントでダニカ・パトリックに突っ込んだ一件も同様。
と、インディカーの今回の行動、高く評価したい。そして今後、上記のドライバーたちがまた何かやらかした場合には厳しい対処を行うことも忘れないで欲しい。
もちろん、ペナルティ乱発を歓迎するつもりなんかない。ただ、このところのアクシデントは少々行き過ぎの感アリだったから、何かをすべきタイミングだった。
そして最後に、インディカーにも改善を期待します。彼らは今回、警察みたくペナルティを課す権利を大々的に宣伝したカタチになったけど、ペナルティを課すべき行為があった時(トロントでブリスコーがカナーンを弾き出した一件のようなケース)には、速やかに決断をする能力を高めて欲しい。ブリスコーを見逃したことが、その後のレースをクラッシュフェスティバルにしてしまった面は否定できないので。
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