Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
今週は第4戦ブラジル以来となるロードレース、ホンダ・インディ・トロントだ。
オンタリオ湖畔のコースは全長が1.75マイル(=約2816m)。11個のコーナーを持つコースを85周するレースが行われる。プラクティスは金曜日の午前中が1時間15分間(ランキングトップ10は30分間)で、午後は40分間。土曜日はプラクティスが1時間と予選。そして、決勝日の朝には30分間のウォーム・アップ・セッションが設定されている。
新スペックのプライマリータイヤを投入
今週ファイアストンが用意しているタイヤは、プライマリー(サイドウォール=黒)を各チームに6セットずつ、オルタネート(サイドウォール=赤)を各チームに3セットずつ。雨用にウェットタイヤも持ち込まれており、そちらは各チームに5セット供給できる数が用意されている。
プライマリータイヤは新スペックで、今回初めて投入される。そして、9月に初開催されるボルティモアでのストリー・レースでも起用されることとなっている。
オルタネートタイヤは今年のロングビーチ・グランプリで使用したものと同一だ。
バンピーである上に、コースの場所によって舗装が異なり、グリップレベルも場所によって違うところがトロントの難しさ。新プライマリーはどのようなパフォーマンスを発揮するのか。その特性を最大限に引き出して戦うことが勝利へと繋がる。
プライマリーもオルタネートも、出場チームはレースでミニマム2周以上使用することが義務づけられている。予選で使うか否かはチームの自由だ。
週末は好天の予想
ウェットタイヤのコンパウンドもトロントからは新しいものが投入される。そして、そのコンパウンドがツインリンクもてぎでのレースを除き、ロード及びストリートレース用のウェットタイヤとして使われる。ただし、今週末のトロントでは出番はなさそうだ。金曜の朝から空は快晴。土曜日も日曜日も降雨確立は非常に低く、快適なレースウィークエンドととなりそうなのだ。
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