2011 IZOD INDYCAR SERIES R9 Honda Indy Toronto
ストリート・オブ・トロント
カナダ オンタリオ州トロント
コースタイプ:ストリート
全長:1.75マイル(=約2.816km)×85周
Day1 7月8日
プラクティス1 8位 1分01秒8788 27周走行
天候:快晴
気温:25〜26℃
路面温度:40〜43℃
Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
午前10時55分スタートで、午後の12時10分まで行われたセッション、最速タイムとなる1分01秒5676をマークしたのはダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。2番手につけたのはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)で、0.064秒差の1分01秒6316。3番手に来たのは去年のトロントで3位フィニッシュしているライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)だった。
4番手がジャスティン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)で、昨年のウイナーであるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は5番手。以下、6番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、7番手は地元カナダのアレックス・タグリアーニ(サム・シュミット・モータースポーツ)で、佐藤琢磨(KVレーシングテクノロジー・ロータス)は1分01秒8788(トップとは0.3112秒差)で8番手、トニー・カナーン(KVレーシングテクノロジー・ロータス)が9番手、マイク・コンウェイ(アンドレッティ・グリーン・レーシング)が10番手だった。トップ6には手を届かせていないが、2シーズン目とあって、「好きになれなそう……」という自ら言っているトロントでも琢磨はまずまずの滑り出しを見せている。去年の最初のセッションは26台出場中の23番手という厳しい出足となっていたのだ。
Jack AMANO(以下——)路面が難しいと昨年話していたトロントですが、今年はいかがでしょう?
佐藤琢磨:ここは2回目だけど、多分何回来ても好きになれないと思う。なんか路面が凄くて、どんなクルマにしても、ひとつのコーナーの中でどこかで不具合が出て来ちゃう。ライドハイトとボトミングのせめぎ合い……みたいな状態で、車高を落とせば安定はして来るけど、ボトムし出すとアッという間にロックするし、飛んでっちゃう。まぁそういう意味では、今回はちょっとした比較テストみたいなことをやって、去年と違ってサーキット全体がわかる分、テストプログラムに入るまでの時間は凄く短縮することができてましたね。2回のアウティングぐらいでクルマとタイヤとがサーキットに対して安定して来たので、その辺りは良かったと思ってます。
——このコースのバンプは毎年変化する……というドライバーもいます。琢磨選手から見て、今年と去年で違っている印象はありますか?
佐藤琢磨:う〜ん、そうですね、ターン1は新しい舗装になってる。ブレーキングに入るところだけ、ね。それでもバンプは相変わらずで、結構大きい。だから、ちょっとあそこは怖いですね。バックストレートも相変わらずバンピーだし、ヘアピンへのブレーキングはそんなに酷くはないけど、グリップ的にはそんなに高くないので、その辺りのバランスをどう取るかっていうのが次のセッションでは大事になると思います。
——このセッションでのマシンの仕上がり具合は?
佐藤琢磨:自分としてはまだ満足度は60〜70パーセントといったところでしたね。
——では、このセッションを走ったチームメイトとの情報交換を行った、次のセッションを楽しみにしてます。
佐藤琢磨:はい、がんばります。
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