2011年6月27日月曜日

2011 INDYCAR ジャック・アマノのインディな一日:ミルウォーキー~アイオワ 延々と続く農地の中を陸路で移動

行く手に見える黒い雲。去年は強烈な豪雨に見舞われたけれど、 
今年は幸いそこまでの雨はなかった。
Photo:Amano e Assiciati(Amano Masahiko)
中西部の車移動は天候が心配

ミルウォーキーとアイオワの間はシカゴに滞在。アイオワにはレンタカーで向かった。距離はだいたい300マイル。
ミルウォーキーとシカゴは1時間強の距離でしかないんだけれど、アイオワ・スピードウェイまでは4時間半、デ・モインの街までだと5時間の旅だ。
去年もアイオワへは走ってった。その道中はすごい嵐になって、止まりそうなぐらいまでスピードを下げなきゃならないほどだった。

今年も空模様が気になってたはずなのに、出発の朝に洗濯なんかをしていたらチェックアウトタイムの午前11時に出遅れそうになっちゃって、天気予報も見ずにドタバタとスタートした。いつになっても旅慣れないよなぁ……。まぁ、プラクティスは翌日の昼スタートなんで、焦る必要はゼロなんだよね。夜までどころか、明日の朝まで時間をかけたって大丈夫なんだから。
と、暢気に出発。シカゴの空はまぁまぁ晴れていた。ところが、西へと向かうフリーウェイ、インターステイト80号線に乗ったあたりから、今年も行く手に灰色の雲が見えてきた。キターッって感。これが中西部なんだよねぇ。多少のアップ&ダウンがありつつも周りは360度地平線……的な景色を延々進むと、両側はほぼずーっと畑で、雨が何度も降ってきては、止んでを繰り返した。今年は弱い雨ばっかりで助かった。

フリーウェイの両側は延々と畑が・・・・。
Photo:Amano e Assiciati(Amano Masahiko)
ロッキー山脈の東っ側はずーっと平らなので大気の流れが急。それで天気が変わり易いんだな、この地方は。ネブラスカや南北ダコタには行ったことがないけど、カンザス、ミズーリ、アイオワ、イリノイ、インディアナ、オハイオあたりはみ~んなそういう天気。竜巻が頻繁に起こるのも、そこに原因があるらしい。
アイオワはナイト・レース。ゴールが10時頃で、レポート終了が午前1時過ぎ。そのままシカゴへ、日曜・昼前の飛行機に乗るために走った。ちょっと無謀だったなぁ。幸い天気はずーっと晴れてたけど、疲れた。朝4時前、イリノイ州に入ってからのトラック・ストップでシャワーを浴びた。料金は10ドル。

0 件のコメント:

コメントを投稿