Photo:Naoki Shigenobu |
最終コーナーでクラッシュし、壊れたマシンでゴールへと滑り込んで2位となったJR・ヒルデブランド(パンサー・レーシング)は、1,064,895ドルとウェルドンの半分以下だった。それでも100万ドル超(上記レートで8700万円超)だ。
序盤のアクシデントによって最下位の33位となってしまった佐藤琢磨(KVレーシングテクノロジー・ロータス)の賞金は、310,245ドル(約2,544万円)だった。これは毎年のことなのだが、最下位のドライバーが最少額というワケではない。今年の最少額は22位のジョン・アンドレッティと、24位のデイビー・ハミルトンの251,305ドルだった。予選順位やレース中のリードラップなど、様々な賞金が設定されているためだ。
今年の表彰式はインディアナポリスの中心部に近いホテルで開催された。出場ドライバーたちは壇上に設けられた席に座り、33位から順にステージ中央に出てチェックを受け取った。そこで各自が短い挨拶をし、最後はブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ/アガジェニアンのクルー全員が壇上へ。チームオーナーのブライアン・ハータ、ウィナーのウェルドンの順でスピーチをして幕となった。
スピーチをするダン・ウェルドン Photo:INDYCAR(Leigh Spargur) |
JR・ヒルデブランドはルーキ・オブ・ザ・イヤーを受賞 Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
賞金の多さやシリーズチャンピオンにも匹敵する栄誉も獲られるIndy500はアメリカンドリームそのものですね。
返信削除最後のクラッシュはあったものの、ヒルデブラントが二位になったのをみると、琢磨選手も最後までいればもしやと悔やまれてなりません。
が!20分ちょっとで2500万獲得なら稼ぎとしては悪くないですね。w
日本国内のレースも商業として確立するといいのですが、れきしが違いすぎですね。
匿名さん、コメントありがとうございます。
返信削除20分で2500万円、時給に換算すると7500万円/時間!なわけですが、説明するまでもなく、レースまでの長い道のりで時間もお金もかかっているんですもんね……。うらやましいのは、これだけの金額の賞金のスポンサーがちゃんと集まってイベントが成立している、という事実でしょうか。(更新係)