2011年6月15日水曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース:ピッパ・マン、レイホール・レターマン・ラニガンからオーバル3レースに出場

イギリス人女性として史上初の出場を果たした今年のインディ500で、ライツで培ってきたその実力を見せ付けたピッパ・マン。
Photo:INDYCAR(Chris Jones)
8月14日の第12戦、ニューハンプシャーから参戦

 今年のインディ500にコンクェスト・レーシングから初めての出場を果たし、20位でフィニッシュしたイギリス人女性ドライバーのピッパ・マン(27歳)が、シーズン後半のオーバル3戦=ニュー・ハンプシャー、ケンタッキー、ラスベガスにレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから出場することとなった。6月14日にチームが発表した。

 RLLは来る2012年からのフルシーズンエントリー復活を目指しており、今年はインディ500にバートラン・バゲットとジェイ・ハワードを擁して参戦したのを皮切りに、ハワードはテキサスにも続いてエントリーした。RLLはアメリカン・ル・マン・シリーズのGTカテゴリーでBMWワークスとして活動しているが、彼らのルーツはインディカー。スポット参戦のインディ500でバゲットが優勝しかけたように、チームとしての実力はフルエントリーをしなくなっても高いままに保たれている。

 「インディ500から長い時間を置かずにまたレースに出場できるのがうれしい。インディ以降、自分のキャリアがどうなって行くのかはわかっていなかったら……。ケンタッキーで走るのが楽しみ。インディライツで優勝したコースだから。ニュー・ハンプシャーとラスベガスは走ったことのないコース。そちらも楽しみ」と彼女は語っている。

 「ピッパは昨年走っていたインディライツで高い技術を持っていることを証明した。インディ500では、辛抱強さを見せ、着実にスピードアップして行った。これまでの彼女のキャリアと同じように、今後も走れば走っただけ伸びて行く可能性が感じられる。それを見るのが楽しみだ」とチームオーナーのボビー・レイホールも期待している。

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