全長が1マイルに満たないアイオワ・スピードウェイ(0.894マイル)。1ラップにかかる時間は17~19秒と非常に短い。バックストレッチやピット前ストレートにもバンクがついているので、もう1周全部がコーナリング状態だ。こういうコースの場合、ホンダ・ボタン=オーバーテイクアシスト=プッシュ・トゥ・パスはどれだけ使えるんだろうか?? レースは250マイルじゃなく、250周だ。
答えは、10秒間のを24回で、連続使用は8秒間に渡って不可能とプログラムされる。
先週のミルウォーキーと比較してみよう。あちらは全長が約1マール。レースはそこを225周して争われ、OTアシストの使用回数は20回、1回のプッシュでパワー・アップは11秒間だった。インターバルは10秒間とされていた。
1回のプッシュあたりの時間がアイオワでは1秒短く、インターバルは2秒短い。ただし、使える回数は今回の方が4回多い(レースの周回数が25周多いので)。
スタート、リスタートでオーバーテイクアシストを押すドライバーは少なくない。おもしろいのは、前半かが積極的に使って行くタイプ(ダニカ・パトリックとかアレックス・タグリアーニとか…)と、終盤まで頑ななまでに使わないドライバー(オリオール・セルビアとかスコット・ディクソンとか)がいるところ。性格出ますね。
佐藤琢磨は、終盤まで残しとく派。ポールポジションからスタートする今日の彼は、オーバーテイクボタンをどんなパターンで使って行くんだろうか??
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