1マイル・オーバル用2011年仕様タイヤ
今週はファイアストンタイヤを各チームとも9セット使用してよい。金曜日のテスト走行までを含めてのことだ。
昨年ミルウォーキーではレースが行われなかったため、今年用のタイヤは2009年のデータを基にして作られたという。今年はニュー・ハンプシャーの1マイル・オーバルでも久しぶりのレースが行われるスケジュールになっており、そちらに向けては昨年の9月にタイヤテストをファイアストンは行っている。そこで、その時に得られたデータも利用されて今回のタイヤは作られた。
インディカー・シリーズ出場チームは、インディ500終了後の6月1日と6月3日にザ・ミルウォーキー・マイルでプライベートテストを行っている。その時に供給されたのは、今週末に投入されているものと全く同一のタイヤだった。
オーバーテイク・アシスト
全長1マールのコースを225周する今回のレース、出場ドライバーたちはホンダ・ボタン(=オーバーテイク・アシスト=プッシュ・トゥ・パス)を最大20回使える。1回のプッシュでパワーアップがなされる(レブリミットが200rpm上げられ、パワーが約10馬力上がる)のは11秒間だ。全長1.5マイルのテキサスでは1回=12秒だった。いつもと同様、一度プッシュするとパワーアップした時間が終わってからの10秒間はリチャージ期間(=連続してのパワーアップは不可能)とされる。
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