2011年6月17日金曜日

2011 INDYCAR インサイドコラム R6 ファイアストン ツイン275s クジ引きでのグリッド決定はノン・チャンピオンシップ戦で

クジ引きグリッドの投げかけた波紋は予想外に大きく、インディカーCEOのランディ・バーナードは世論に圧されてはやくも再検討を約束した。
Photo:INDYCAR(Ron McQeeney)

インディカーCEOが代替案検討を約束

 テキサスでの第2レースのスターティング・グリッドをクジ引きで決めた件に関して、インディカーCEOのランディ・バーナードは、「少し小細工が過ぎた」と認め、今後のダブルヘッダーのために代替案を検討すると誓った。「ファンの素晴らしい経験のために、最高の競争、エンターテインメント、価値を提供していきたい。今回の件は少々細工が過ぎた。もし誰かがクジ引きによる結果による5点差でタイトルを失うことになったら、クジ引きが我々のシリーズの信頼性を損ねることとなる。責任は私にある。我々は世界からベストのドライバーたちを集めたい。そして、ドライバーたちには、ここではベストのドライバーが勝利を手に入れる、と知ってもらいたい」とも彼は語った。
 来年のテキサスが再びダブルヘッダーとなる可能性は十分にある。果たして来年はどんなルールが採用されるのか? 楽しみだ。今後、インディカーはノンチャンピオンシップ戦などを開催する際にのみ、こうしたグリッド決定方を使っていくことになるのだろう。

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