2011 IZOD INDYCAR SERIES R8 IOWA CORN INDY 250
アイオワ・スポードウェイ
アイオワ州ニュートン
コースタイプ:ショートオーバル
全長:0.875マイル(=約1.408km)×250周
Race Day 6月25日
決勝 19位 182周 68周遅れ
天候:曇り
気温:19〜21℃
路面温度:20〜21℃
Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
Jack AMANO(以下——)残念な結果になってしまいましたね。
佐藤琢磨:いやぁ、悔しい。悔しいですね、本当に。リスタートはすべてうまく行っていたし……。
——何が起こったのでしょう?
佐藤琢磨:ピットアウトした1周目に越えた時に大丈夫だったので、グリップはどんどんグリップが上がってたし、2周目にいきなり2コーナーのバンプでクルマのリヤが暴れ出して、滑ってしまった。ずっとトップグループで走れてた。ギリギリでしたけどね。あのポジションでゴールしたかった。
——最後はピットでレースを見ていましたが、何を考えていたのですか?
佐藤琢磨:ずっと自分がやり合っていたグループだったので、最後まで自分も走りたかったなって考えてました。
——序盤のマシンの状況は?
佐藤琢磨:最初はクルマが曲がりづらかったですね。
——それをピットでセッティング変更をして、クルマは良くなって行っていたんですよね?
佐藤琢磨:そうです。だから、ずっと3番手ぐらい走ってたのがリスタートで2位に上がって、ダリオを追っかけながら、マルコが来たりもありましたけど、大分良い方向に向かってました。
——アクシデントは誰も前にいなくて、アウトラップでもなかったから、少々不思議な印象でした。
佐藤琢磨:はい。そうですね。ちゃんとデータを見てみないと原因はわからないですけど、アウトラップを走って、1周目を走って、あそこを通過するのは3回目でしたからね、前の時は平気だったし、コクピットの中のツールを使って目一杯リアやスタビリティを上げてたので、まさか、ああいう風にリヤが滑ってくとは思いもよらなかったです。
——今回、ダリオ・フランキッティを初めとする面々と激しくバトルした。それは自分にとってどうでしたか?
佐藤琢磨:最初はダリオとエリオ・カストロネベスが速かった。彼らの純粋に1台でのスピードが速くてね、後ろにつかれるとすぐに抜かれちゃうし、前に出られるとついて行くのが精一杯ってカンジでしたけど、何とか勝負になっていたと思うんですよね。途中のスティントまでは順調に行ったし、トラフィックも問題なく処理できてました。何も心配はなかったんですけどね。まさか、単独であのバンプにやられるとは思わなかったです。
——トニーが2位でした。あそこで戦えましたよね、レースに残れていれば。
佐藤琢磨:そうでしたね。実際にずっとスタートから一緒に走っていたグループでしたから、あの中でゴールはできたんじゃないかと思います。スタートからはトップをずっとキープすることができなかったけど、リスタートが何度もあった中でそれらを潜り抜けることができたし、順位を上げることもできていました。展開としては、トップグループで戦い続けることができていたので、とても良かったと思います。
——琢磨選手とKVレーシング、ショート・オーバルは大きなステップアップを果たしてますよね?
佐藤琢磨:そうですね。でも、まだ課題も幾つか残っています。僕自身ももっと勉強したいです。
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