Photo:INDYCAR(Shawn Gritzmacher) |
IOWA CORN INDY 250
アイオワ・スポードウェイ
アイオワ州ニュートン
コースタイプ:ショートオーバル
全長:0.875マイル(=約1.408km)×250周
Day1 6月24日
プラクティス1 2位 17秒7782 78周走行
天候:快晴
気温:22〜23℃
アイオワ・スピードウェイは全長が0.894マイルしかないが、ストレートにもバンクがつけられ、コーナーの傾斜は最大14度もある。先週のミルウォーキーのフラットなショート・オーバルから一転、ハイバンクのショート・オーバルでの戦いとなる。佐藤琢磨は、このロードコース用ウィングを装着したマシンで走るハイバンク・ショートトラックが気に入っているようだ。去年は予選7位からレースで3位を走った。
今年のアイオワは好天に恵まれ、少しの風も吹いていたことからプラクティス1回目はとても心地よい気温が保たれていた。こうしたコンディション下で琢磨最初から飛ばしていった。プラクティス1は1時間15分あったが、78周も走り込んでレース用セッティングと確かめ、予選シミュレーションも2回行った。セッションの最後はチップ・ガナッシ・レーシングと琢磨の予選シミュレーション合戦となり、琢磨がトップに立つと、それをスコット・ディクソンが上回り、また琢磨がトップに躍り出ると、今度はダリオ・フランキッティがその座を奪ってプラクティス終了となった。琢磨は17秒7782=平均時速181.013マイルというフランキッティより0.0365秒遅く、ディクソンより0.0152秒速いラップタイムで2番手だった。
Jack AMANO(以下——)プラクティス1回目はダリオ・フランキッティに次ぐ2番手タイム、調子が良さそうですね?
佐藤琢磨:去年の続きで。
——クルマが最初から良い感じなんですね?
佐藤琢磨:うーん、そうですね。でも、僕らニュータイヤを3セットも投入してるんで、物凄くアタックしてますね、プラクティス1から。だから……今の順位は3セットもタイヤを入れたおかげだとは思います。それだけのタイヤをつぎ込んだのは、クルマのバランスを徹底的にチェックしたからでした。順調ではある。去年の状態からスタートできてるので。でも、まだクルマにはナーバスなところもあるので、予選は乗り切れると思ってますが、7時からのプラクティスが凄く重要になってきますね。
——去年はターン1〜2のバンプへの対応が難しいという話でしたが、今年はどうですか?
佐藤琢磨:バンプは去年より酷くなってる。だから、どこのクルマも苦労してると思うんだけど、結構底を打ったりして、クルマが動くので、その辺り、やっぱり去年のまんまというワケには行かないですね。
——琢磨選手の前のフランキッティ、後ろの3番手だったスコット・ディクソン、チップ・ガナッシ・レーシングのふたりも予選シミュレーションだったようですから、彼らといい勝負が予選でできそうですね?
佐藤琢磨:はい。まぁ、もし予選がこの状態で終わったら凄いハッピーですけど、まぁおそらく、ふたつぐらいは……・ふたつ、みっつは落ちると思うんですけど、でもまぁ、なるべくポジションキープできればと思います。
——2列目、3列目までの戦いになるって感じでしょうか?
佐藤琢磨:2列目までに入れたら凄くハッピーだし、3列目でも十分行けると思う。少なくともそこを狙って行きたいですね。
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